
原作は、周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真の小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーである。
主人公・栗須栄治を妻夫木聡が好演中のほか、佐藤浩市、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠といった、豪華キャストの熱い演技も話題となっている。
11月30日(日)放送の第8話から中川大志の出演が決定した。沢村演じる椎名善弘の長男・展之を演じる。
中川は2009年に俳優デビュー。2011年に『家政婦のミタ』(NTV)への出演で一躍有名になり、その後数々の作品に出演。TBSでは、2022年放送の日曜劇場『オールドルーキー』へ出演し好演。翌年にエランドール賞新人賞を受賞した。その後も映画、ドラマ、舞台等幅広いジャンルで活躍している。
中川演じる展之は、幼稚園から大学までエスカレーター式で進学し、大学卒業後に起業。その後、馬主の資格を取得すると、同年代の馬主とともに有志で「若手馬主の会」を立ち上げ、親世代が築き上げた伝統や格式を打ち破り世代交代を目論む。同じく若くして馬主となった中条耕一(目黒蓮)の前に新たなライバルとして現れる。

<中川大志 コメント>
熱を帯びながら、回を重ねるごとに推進力を増していく本作品のイチファンでもあります。
クライマックスに向かって、益々ヒートアップしていく『ザ・ロイヤルファミリー』の世界に飛び込ませていただくのは、僕にとってとても刺激的なチャレンジです。
憧れの妻夫木聡さんと初めてご一緒出来る事、同世代の目黒蓮さんとライバル役を演じられる事、数年ぶりに塚原監督の現場に立てる事など、挙げだしたらキリがないくらいの楽しみをいただきました。
作品にとっては最終コーナーに差し掛かる辺りでしょうか。
ラストスパートの一端を担えますように。
頑張ります!
【第8話 あらすじ】
亡くなった耕造(佐藤浩市)から相続馬限定馬主としてロイヤルファミリーを引き継いだ耕一(目黒蓮)は、栗須(妻夫木聡)に連れられ、北陵ファームのセリ市を見学に行く。そこで、自分が見初めた新馬を椎名(沢村一樹)の息子である展之(中川大志)が競り落としたことをきっかけに2人は親しくなり、耕一は同年代ながら競馬の古い慣習を打ち破ろうとしている展之の考えに惹かれていく。
一方、デビュー戦を飾ったロイヤルファミリーだったが、その後の調子は今一つだ。流れを変えようと耕一は大胆な提案をするが、広中(安藤政信)の反対にあう。耕一とチームロイヤルの輪が次第に乱れていく様子に、栗須はこれまでにない難しさを感じていた。
そんな中、展之から「若手馬主の会」に招待された耕一は、チームロイヤルとは違う若い馬主たちの先進的な考えに傾倒していくが・・・。





