
まるで“キンパ”と“おにぎり”のように見た目や材料は似ているのに食べると味は違う。本作は日本と韓国で国籍の異なる2人の恋愛模様を描いたピュア・ラブストーリー。特別な夢もなく小料理店で働きさえない日々を送っているアルバイト店員の主人公・長谷大河を赤楚衛二、慣れない日本での生活の中で将来の夢と現実の狭間でもがきながら懸命に日々を過ごしている大学院生・パク・リンをカン・へウォンが演じている。

本作への出演が決まったときの感想を聞かれた赤楚は「すごい嬉しかったですね。台本読ませていただいてすごく丁寧な心理描写で表現されてて日本人と韓国人の恋愛ですけど普遍的な愛の形といいますかそんなところが表現できたらいいなって思った」とオファーの喜びを口にしつつ「役としては大きな挫折をしてしまってその中でへウォンさんが演じるリンちゃんと出会って成長していくところなのでとにかくそのリンちゃんとのコミュニケーションを大事に意識しました」と演じる上で意識した点を明かした。

また本作で初共演となるへウォンとは“へウォネ”とあだ名を付けて呼ぶほど仲良くなったという。和気あいあいな雰囲気で行われた撮影を赤楚は「公園のシーンがあるんですけどブタの置物とかあると『これ衛二ちゃん』とか『これヘウォネだよ』みたいな(笑)」と回顧。そんなへウォンの第一印象を『お人形さんみたい』と話し「日本語が全然わからないのかなと思ったんですけど話してみるとすごく日本語理解されてますし、めちゃくちゃ勉強されてます。だから僕が韓国語で覚えて喋るよりも早く日本語でコミュニケーション取ってたような印象。ホテル帰って練習するんだって言ってたからめちゃくちゃ努力されてるんだなってそういうへウォンちゃんの日本語はぜひ見どころの1つ」とドラマでの注目ポイントを話した。
ドラマ『キンパとおにぎり』はその名の通りキンパとおにぎりがキーアイテムとなっている、それにちなんで気合いを入れる時の勝負飯を聞かれた赤楚は「ニンニクです。撮影の日とか臭いからあんまり食べないようにはするんですけどもニンニク食べると本当にパワーが出るので勝負の大事な日とかは食べて元気に行きたい」と話し、ニンニクの食べ方について「焼肉屋行ってニンニク頼んだり、ラーメンにニンニクをバーって入れたり、飯ってよりもニンニクがメインなんですけどそのためにラーメンだったり焼肉だったりに行ってにんにくを頼みます」とニンニク愛を語っていた。

本作はNetflixでの世界独占見放題配信が決定しており、配信は各話地上波放送と同時タイミングから開始予定となっている。世界中の視聴者に見てもらうことに赤楚は「日本人と韓国人の恋愛ものってところではあるんですけども、人が人を思う気持ちだったりとか、料理もそうですし、お互い向き合って成長する姿は世界共通ではあるのかなって思うと言語が違くても伝わるものがあると思うのでたくさんの人に見てほしいなと思います」と世界中の視聴者へ呼びかけた。
最後にはこの日招待されたファンとグッズのプレゼントをかけた『韓国式じゃんけん大会』が行われるなど大盛り上がりなイベントとなった。









