
12年前に沖縄から東京へ上京してきた神谷、本作は都内でのロケも行ったということで東京のイメージを聞かれ「東京って欲望が渦を巻いてる街だと思ってる」と明かし、「東京は顔とか『クッ!』ってなる」と沖縄で過ごす雰囲気の違いを語る。
そんな東京に上京してきていちばん驚いたことを問われた神谷は「めっちゃありますよ」と思い当たることがたくさんあるという。「まず電車が意味わからない」と切り出し、「複雑なんでめっちゃ遅刻もしましたし、それで遅刻してこっち悪くないのにめっちゃ怒られる」と愚痴をこぼす。続けて「あとは挨拶するときにめっちゃみんな怖い顔して挨拶する、沖縄だったら怒ってんのかなと思います。あと歩くの早い!あとぶつかった時に何も言わない!これ東京の悪いところだと思います(笑)」と熱弁すると「これは僕から変えていきいきたいなと思ってます」と宣言して会場を笑わせた。

本作のテーマは「光と影」。神谷の纏う色気や内に秘める想いなど目には見えないものを写し出す。都内と神谷の故郷・沖縄で行った撮影は、まさにミラクルの連続で、自然の雨や、沖縄ロケ中に急遽撮影できたたった5分の打ち上げ花火、恩師との再会など神谷のあたたかな人柄も感じられる、「今」を飾らずにありのままに詰め込んだ❝問題作❞が完成した。





