この日の舞台挨拶は2年前のドラマからずっと本作を盛り上げてきた『ラストマン』を象徴する2人で実施された。会場には2人でラッピングカーに乗ってきたそうで、その中でいろいろな話をしてきたと話す大泉は「初日は2人だということを聞いて『なるほど』と映画を象徴する2人で初日を迎えるの珍しいなとは思ってました」と語り、「でもそれも1つ1つの節目でありかっこよくもあるなと思った。福山さんは車乗ったとたんに『今日なんで誰もいないの?』ってプロデューサーを問い詰めていました」と福山が疑問に思ってたことを暴露。続けて「こんな『ボクらの時代みたいになっちゃっても大丈夫?』」と心配そうに聞いていたことを福山のモノマネを交えながら明かすと、福山は「ずっと喋ってる言葉をスピーカーで出してればよかった選挙みたいに」と悔しそうな表情に会場を笑わせる。

さらに大泉は福山と2人きりの舞台挨拶はしっかり話せるから良いと前置きした上で「ガチャガチャしますよ、やっぱ永瀬廉とかがいると!」と本作で護道泉役を務める永瀬廉に触れ「『皆さんありがとうございま~す、永瀬廉で~す』ってなると僕らもいじるしガチャつくんですよ!」と永瀬のモノマネを披露して盛り上げる。福山も「ほんま似てませんよそれ!ほんままじやめてほしいな!ちゃいますって!」と永瀬のモノマネで笑わせつつ「確かに映画の初日にこうやってたっぷり喋れるってなかなかないです、良い時間でした」と1日を振り返り笑顔をみせるも、またしても「もちろん永瀬くんにもいてほしかった!いるからおれたちの中に永瀬廉は!」と熱く語り、大泉も「いなくても大丈夫!いるようなもんだから!」と最後まで永瀬に対して愛のあるイジりをみせていた。

イベントの最後には福山と大泉を中心に観客が大きなハートマークを作るクリスマスイブらしい演出でフォトセッションも実施された。
2023年4月期に放送された日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』。福山雅治演じる、事件を必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマだ。