本作は、2021年より「ヤングエースUP」にて連載を開始した、モクモクれんによる漫画作品。SNSを通じて話題を集めたことから人気に火がつき、数多くの賞を受賞。青春ホラーというジャンルに加え、魅力的なキャラクターや独特の世界観が読者の心を掴み、コミックスの累計発行部数は350万部を突破(2025年7月現在)した大人気作品で、2025年7月よりTVアニメも放送・配信中。今回が初の舞台化となる。

物語は、ある集落で、ずっと一緒に育ってきた男子高校生のよしきと光。しかしある日、よしきは、光が別のナニカにすり替わっていたことに気づいてしまう。それでもなお一緒にいたいと望むよしきは、友人の姿をしたナニカとこれまで通り過ごすことを選ぶ。時を同じくして、徐々に身の回りに異変が起き始め…。

脚本・演出は、2013年『ミルユメコリオ』でせんだい短編戯曲賞を最年少受賞し、伊藤郁女×森山未來『Is it worthto saveus?』にシナリオ提供や、作・演出を担当した音楽劇『鬱憤』の上演映像とメイキングがABCテレビで放送され話題になるなど、多岐にわたって活動している藤井颯太郎が担当し、音楽は、熱狂打楽器集団LA SEÑASにも所属し、ノイズやアンビエントの世界をパーカッションなどありとあらゆる楽器を駆使して構築し、2025年10月からは47都道府県ツアーも予定している、さのみきひとが担当する。

今作で辻中佳紀を演じるのは、『仮面ライダーガッチャード』で主人公の一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役や読売テレビドラマ『未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜』で主演を務めた、今回初舞台の本島純政

そして、ヒカルを演じるのは、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン、ミュージカル『新テニスの王子様』の越前リョーマ役などで注目を集める、今牧輝琉。二人のW主演で届ける。

また山岸朝子役に橘めい、巻ゆうた役に松尾樹、田所結希役に澤田理央、暮林理恵役に山野海、武田一役に赤星昇一郎、田中役に村田充と、若手から実力派まで幅広い個性豊かなキャストが揃った。

【脚本・演出:藤井颯太郎 コメント】
誰かになり代わること。目の前の人間を別の誰かであると信じようとすること。『光が死んだ夏』を舞台作品として立ち上げていくうちに、この物語の根幹は「演じること/演劇をすること」ととても相性が良いのではないかと思うようになりました。
全ての俳優、全てのセクションの力が集結し、実現不可能に思われたシーンが目の前に現れてきました。原作の持つ空気感と演劇ならではの面白さに満ちた作品になったと思います。
ぜひ、真冬の劇場へ“あの夏”を体感しにきてください。

【辻中佳紀 役/本島純政 コメント】
原作のファンなので、まず『光が死んだ夏』に辻中佳紀として、その世界を生きることができてすごく嬉しいです。
よしきは、感情が大きく揺れ動きながらも、それを隠しながら、抱え込んでもがいて生きているそんな人物です。
向き合えば向き合うほど苦しいなと思いましたし、同時にすごく人間らしいなと感じました。
稽古を重ねる上で、原作の世界観をどう舞台上で表現をしていくか、藤井さんのもと、舞台表現でしか味わえない『光が死んだ夏』を届けられるようにカンパニーの全員で丁寧に積み重ねてきました。
僕もよしきとして、思いっきり生き抜くことができるように全力を尽くします。
原作ファンの方も、そうでない方も、舞台『光が死んだ夏』の、青春の中にあるおどろおどろしい世界に浸っていただける作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

【ヒカル 役/今牧輝琉 コメント】
舞台『光が死んだ夏』いよいよ開幕です。
正直、当初想像していたより遥かに考えることが多かった稽古期間でした。難しすぎてすごく楽しかったです!(笑)
ヒカルの、人間には到底理解し難い部分、そしてそれに苦しみ人間の価値観というものを学んでいく姿を、皆さまにぜひ見ていただきたいです。
どうしたって僕らは人間なので彼が持つ概念の全てを理解共感する事は難しいかもしれません。ですが、この世界を全力で生きているヒカルをただただ優しく見守っていてくれると嬉しいです!
とても仲が良くて、作品愛に溢れていて、チームワークも良すぎる座組でお届けするこの作品を、どうか千穐楽まで応援よろしくお願いします!

舞台『光が死んだ夏』は、2026年1月9日(金)から1月18日(日)まで紀伊國屋ホールにて上演。