昭和から平成にかけて、民放各局には必ずと言ってよいほど存在していた2時間サスペンスドラマ枠。最盛期には、各局あわせて年間に数多くの新作が制作・放送され、日本のテレビドラマ文化を象徴するジャンルとして多くの視聴者を魅了していた。隆盛を極めたサスペンスドラマの新たな可能性を、テレビ放送ではなく映画館という舞台でお届けするのが『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』。

2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ第1弾は、名取裕子&友近W主演で贈る映画『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』で、2月6日(金)より池袋HUMAXシネマズ、全国イオンシネマで公開が決定している。

公開を前に行われた製作発表会見で、名取は「2時間ドラマは私もいくつかシリーズを持って楽しくやれていたものがまたできるということはとても嬉しく思います」と喜びを語り、「今回、大好きな友近さんがバディを組んでくださることを聞いて、『マジ!?』と。友近さんとできるならやりたい!と思いました」と、友近との共演を楽しみにしていたそう。

対する友近は、自身のYouTubeで「友近サスペンス劇場」と題して動画を公開しているほど、2時間サスペンスに熱い思いを持っており、「もっと盛り上げたいという気持ちがあったところでこのお話をいただき、しかもバディが名取さんで、ぜひやらせてくださいと。今回の企画は感謝です。色々やってきて、名取さんが好きだとか、2時間サスペンスが好きだと言い続けて良かったです」と感慨深い様子。

続けて行われた完成披露会見では、名取は「友近さんが出てくれなかったらできなかったと思うんですよね。友近さんがやってくださると聞いてとても嬉しくて」と笑顔を見せ「皆さんに楽しんでいただいて、これが続いていけるようになるなと良いなと思っています」と、シリーズが続くことを熱望。

また、友近は名取と以前から交流があったそうだが、「今回共演させていただいて、キュートな方で面白くてなんでもできる女優さんなんだと、改めて近くで名取さんの演技や演技じゃない部分を見させていただいて、本当にお勉強になりました」と振り返る。

名取が演じるのはテレビショッピングで歴代最高売上を誇るレジェンドナビゲーターにしてカリスマバイヤー・青池春香。役作りについて「テレビショッピングは自分も好きなので、自分がお客だったらこういうふうにいったらほしくなるかなとか」と考えて演じていたことを明かす。
一方の友近は、ライバル関係の“実演販売の女王”・長野吉江を演じ、「目の前のお客様に食いついてもらわないといけないので、リズムが大事で、かなり家で練習しました」と語る。

そんな友近の女優としての姿を間近で見た名取は「素晴らしかったです」と絶賛。「女優としての友近さんと一緒にいたことがなかったんですけど、本当に真面目で、セリフもきちんと入って、現場でものすごくお静かな方でびっくりしました。集中力と台詞の入れ方がすごいです」と、現場での様子が明かされる。その言葉に友近は「家でちゃんと覚えてきても、人よりもっと覚えないといけないので。私もはっちゃけたいんですよ!」と、葛藤があったようで「でも、その時間でセリフが入らなかったら逆に迷惑をかけちゃうので…なので、名取さんが逆に羨ましかったんです。すごいお喋りされてると思って」と、現場でコミュニケーションを取る名取が羨ましかったことを明かす。

女優・名取を見て参考になった部分を聞かれると、友近は「直前までお喋りされて、私だったら絶対無理だなと思うんですけど、本番が始まったらNGがなく、その場の空気でお芝居をされる方なのかなと思いました。それがすごかったです」と、話していた。

また、製作発表会見には、シリーズ第2弾映画で主演を務める船越英一郎も登壇。