月村了衛の同名小説を渡邉真子の脚本で実写ドラマ化する本作は、幸せを願い、理不尽に立ち向かう女性たちを描く社会派エンターテインメント。
ある医大が入試の採点過程で女子の点数を意図的に下げているという衝撃的な噂を耳にした新聞記者の檜葉菊乃(松本若菜)は、独自の調査を始め、医大の理事である神林晴海(鈴木保奈美)に目をつける。巧みに追及をかわす神林だが、突破口はそこしかないと考え、檜葉は粘り強く核心へと迫っていく。男性優位の社会で、無数の理不尽に直面してきた二人。それぞれの信念がぶつかり合い、敵対せざるをえない彼女たちの闘いの行方は、予想もしない展開を迎える。

そしてこのたび同作に主人公・菊乃の一人娘・檜葉麻衣子(ひばまいこ)役として女優の豊嶋花が出演することが決まった。麻衣子は大学受験を控えた高校生で、小さい頃から医者を目指し、放課後や休日は医学部専門の予備校に通っている。受験勉強にいそしみながらも買い物や食事の用意もし、多忙な母を支えている面もある。国公立の難関医学部を目指していたが、思うように成績が伸びない中、志望校を変えたいと言い出して、菊乃を困惑させることになる。豊嶋は本作の出演にあたり「母として、記者として事件と向き合う菊乃に、麻衣子は何を思うのか。憧れの松本若菜さんと母娘役を演じさせていただけたこと、とても光栄に思います。」とコメントしている。

<豊嶋花 コメント>
ジェンダーレスや多様性が浸透してきた現代社会では、固定的だった価値観も少しずつ変化し始めていると感じます。そんな中、女子差別入試がフォーカスされている本作の原作を拝読し、人それぞれの正義の定義は異なり、守りたいものがあるからこそ争いはなくならないのだと感じました。将来医師を志し、不公平に選別される渦中の高校生・檜葉麻衣子を演じます。母として、記者として事件と向き合う菊乃に、麻衣子は何を思うのか。憧れの松本若菜さんと母娘役を演じさせていただけたこと、とても光栄に思います。現代の男女共同参画社会に切り込む、人間らしいドラマになっていると思います。ぜひご覧ください。