©2025 Real Hero Rights LLC

本作は、日本中を熱狂の渦に巻いた総合格闘技の祭典〈PRIDE〉の創成期にあたる1997年から2000年にかけて活躍した、伝説の格闘家マーク・ケアーの知られざる軌跡を描く〈実話〉。当時日本で“霊長類ヒト科最強”と謳われるほど華やかな戦歴を誇り、キャリア絶頂期にあったケアー。しかし、やがて訪れたはじめての“敗北”が彼の人生に暗い影を落とす――。
主人公のマーク・ケアーを演じるのは、プロレスラー“ザ・ロック”として不動の人気を獲得した後、ハリウッドのトップスターに上り詰めたドウェイン・ジョンソン。2002年にHBOにて製作された同名ドキュメンタリーを鑑賞し深く感銘を受けたことから自ら映画化権獲得に動き、主演兼プロデューサーを務めている。本作では、これまでの〈無敵のヒーロー〉像を封印し、屈強な男にのぞく繊細な一面を丁寧に体現。20年以上の俳優活動で初めて、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たした。
さらに、ケアーの恋人ドーンを演じるのは、『オッペンハイマー』で第96回アカデミー賞Ⓡ助演女優賞にノミネートされた実力派エミリー・ブラント。ジョンソンとは、2001年のディズニー映画『ジャングル・クルーズ』での初共演以来、“パートナー”として2度目のタッグとなる。自身も問題を抱えながら、栄光からの転落に苦しむ恋人ケアーを一番そばで見守る存在として、今回もまた息の合った演技をみせている。

監督・脚本を手掛けたのは、兄のジョシュ・サフディとともに『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』などの共同監督を務め、俳優としても活躍するベニー・サフディ。初の長編単独監督作品で、世界三大映画祭であるヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞する快挙を成し遂げた。

この度解禁されたポスタービジュアルは、チャンピオンベルトを掲げスポットライトを浴びながら笑顔をみせるケアー(ドウェイン・ジョンソン)の華やかな姿と、恋人であるドーン(エミリー・ブラント)に優しく抱きしめられながらうつむく姿という対照的なふたつの表情を捉えている。
「“最強”と呼ぶには、あまりに繊細だった――」というコピーが表すように、〈PRIDE〉時代、“霊長類ヒト科最強”というキャッチフレーズで知られる一方、その実、勝利の裏で重圧に苛まれていたケアーの脆く繊細な内面を垣間見ることができる。

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予告編映像は、「これ以上の快感はない」と勝利の喜びを語り、観客に手を振り応えてみせるケアーの姿から幕を開ける。だが次の瞬間、初めての敗北に喫した彼は足早にバックステージへと去っていく。まさに栄光からの転落。徐々に鎮痛剤への依存を深め、恋人との関係も悪化していく。しかし、大きな体を震わせしくしくと涙するケアーに、ライバルでありコーチでもあるマーク・コールマン(ライアン・ベイダー)が「俺たちは世界一の親友だ」と慰め、彼はふたたびリングに挑むことを決意する――。人生の旅路を歌った名曲「マイ・ウェイ」とともに、己の脆さに向き合い再起をかけた本当の闘いへと踏み出す男の“その先”に、思わず胸が高鳴る映像となっている。

さらに、映像内には本作への出演が明らかとなった大沢たかお石井慧光浦靖子布袋寅泰といった豪華日本人キャスト陣も登場。
大沢は、当時日本中を沸かせた総合格闘技の祭典〈PRIDE〉の主催者であり、現在は〈RIZIN FIGHTING FEDERATION〉の代表を務める榊󠄀原信行を圧倒的な風格で演じている。また石井は、ケアーが対戦することとなるエンセン井上を、光浦は、〈PRIDE〉の記者会見で進行・通訳を務める女性をそれぞれ演じている。そして、布袋は2000年の〈PRIDE〉開幕戦のオープニングを飾る“布袋寅泰”本人役でカメオ出演を果たしている。

アカデミー賞Ⓡ監督賞を受賞した『オッペンハイマー』をはじめ、数々の話題作を生み出してきた名匠クリストファー・ノーランが「胸が張り裂けそうなほど美しい。ドウェインは信じられないほどの演技をみせている」と絶賛。本作のために鍛え抜かれた鋼の肉体に加え、本年度アカデミー賞Ⓡメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたカズ・ヒロらの特殊メイクによりマーク・ケアーのビジュアルを極限まで追求。これまでのパブリックイメージを脱ぎ捨て、強さと脆さが同居する繊細な人物像を体現してみせたドウェインの心血を注いだ熱演ぶり。そして、その大半をここ日本を舞台に展開する物語の行方にも期待がかかる。