韓国の巨匠パク・チャヌクが「一番作りたかった物語」を映画化した最新作は常識の枠を軽々と踏み越えた“就活サバイバル”を描く。人知れず再就職のための孤独な闘いに挑む主人公のマンスをイ・ビョンホン、夫の突然の失業にも明るい笑顔で励ますほど前向きで危機が迫るにつれて強くなる妻をソン・イェジンという韓国の2大スターが夫婦を演じる。
3月6日の日本公開に先駆け開催されたジャパンプレミアにはメガホンをとったパク・チャヌク監督、主演のイ・ビョンホンが登場。映画のプロモーションとしての来日は、パク・チャヌク監督は2022年12月以来約3年ぶり、イ・ビョンホンは2017年以来9年ぶりとなる。

2人を祝うために花束を贈呈するスペシャルゲストとして登場した河合は「日本での公開おめでとうございます。今日はパク・チャヌク監督の新作、イ・ビョンホンさんの新作を待ち望んでる映画ファンは日本に本当にたくさんいらっしゃいますので、私がいち映画ファンとして代表してお礼を伝えにお邪魔しました」と緊張した面持ちであいさつ。
すでに本作を鑑賞したということで感想を聞かれた河合は「本当に面白かったです。私の世代にとってはレジェンドのようなお2方なので、そのお2人がこんなにも挑戦的に楽しませてくれて、そして映画の世界に迷い込ませてくれてとても嬉しかったです」と感慨深そうに2人へ想いを伝える。河合の言葉を聞いたパク・チャヌク監督は「レジェンドと言ってくださったんですけれども、実は内心は年寄りとしては面白い映画を撮ったなという意味なのかなと思ったんですけれどもいずれにしても本当に嬉しいです」と冗談交じりに会場の笑いを誘った。

イ・ビョンホンは「河合優実さんの作品を拝見させていただいて年齢に比べてすごく力があるなと思っていた。会いたいと思っていた俳優さんにこのような形で会うことができとても光栄だなと思いますしまた嬉しいです」と河合の印象を語る。また河合の出演作を何本か鑑賞したことがあるというイ・ビョンホンは「映画を見る時なんですけどその俳優がどのように演技をしているのかを見ますと、その俳優の映画に対する真摯な姿が見えることがある。そのような姿を持っていらっしゃる若い俳優さんが日本の中に何人かいらっしゃるんですけれども、その中のお1人が河合優実さんなんです」と演技を大絶賛された河合は「信じられないです」と唖然とした様子で喜びを嚙みしめていた。