原作は作家・湊かなえがデビュー10周年に発表した渾身の傑作ミステリー『未来』。“大切な人を必死に守ろうとする者たちの愛”に溢れた救いの物語を映画化。声にならない痛みを抱えて生きる人々の“見えない声”に寄り添い社会の陰に潜む痛みとかすかな光を鮮やかに描き出す。過酷な環境に置かれている教え子に手を差し伸べようとする教師・篠宮真唯子を黒島結菜が演じる。

撮影から1年半ほど経ってついに完成を迎えた本作に黒島は「大切にこの作品は作り上げていかないといけないって思いがずっとあったので、ようやくこうして皆さんに届ける日が迎えられたことは本当に嬉しく思います」と喜びのコメント。また本作の撮影を通して「難しいところも多い作品だった」と振り返りつつ「手を差し伸べることができる人がどれだけいるんだろうってところは私自身たくさん考えましたし、そういう助けてあげられる、手を差し伸べてあげられる人間になりたいなってすごく思いました」と明かし、「これから自分自身もそれこそ挨拶からでも声をかけてあげることができる人間になりたい」と演じた上での学びを語っていた。
またイベントでは作品の内容にちなんで、『20年後のわたし』にどんな手紙を書くか問われる場面も。
黒島は「全然想像がつかない」と切り出し「今の自分の気持ちとかこういうことしてるよとかそういうことを書き留めて送りたいなと思います」と回答。「それが20年後にバッと一気に手紙を通して当時の私の今を思い出してそれが50歳の自分になんか繋がるのかなって思ったりする」と笑顔をみせていた。

最後に改めて完成を迎えた本作に黒島は「今日皆さんに見ていただいてどういう風に受け取ってもらえるかすごくドキドキしていたけど反応とか空気がすごい温かいなって思った。この作品がそういうふうにこれからも受け取ってもらえるんじゃないかってすごくホッとしましたし、みんなが少しでも優しい気持ちになれたり誰かに目を向けられたりそういったことがこの作品はきっとできるんじゃないかって今日感じました。だから1人でも多くの方に見ていただいて良い世の中になるように1つ1つみんなで頑張っていきましょう」と公開を心待ちにするファンへ熱く呼びかけていた。