
本作は、とある女性を死なせてしまったユメ(畑芽育)と、その死により生きる意欲を失ってしまった女性の一人娘・未央(志田未来)が、真実を知らないまま友情を育んでいく物語である。
登場人物がさまざまに犯してしまう“間違い”が折り重なり、逃れられない因果となって物語を紡いでいく本作において、重要な転換点を担うレギュラーキャストに坂元愛登、北里琉、原田龍二、菊川怜が決定した。
坂元愛登演じる中田太郎(なかた・たろう)は、ユメの弟。高校生。ユメと同じくある時期から母親から愛情を注がれることなく育つ。ユメの意思決定に大きく関わる存在で、一年前、ユメによって実家から救出されており、現在はユメと同居中。実質的に養ってくれているユメには感謝しているが、心の奥底には別の感情も…。それが、やがては二人の衝突の火種になっていく。近藤さくらとは同級生。さくらに好意を抱いている。
北里琉演じる近藤さくら(こんどう・さくら)は、未央の母の転落現場に居合わせたことで、重体となっている男性の一人娘。意識の戻らない父と憔悴状態の母を抱え、何の非もない自分の人生まで詰みかけていることに憤りを感じ、元凶である未央の母、そして未央にも理不尽なまでの恨みを抱く。言動は日頃から反抗的。言いにくいこともズバズバと口にし、大人たちを翻弄する。自分の母親にも冷たい態度を取るが、その理由は…。太郎の同級生。
共に2009年生まれの坂元と北里は、大人でも子どもでもない、高校生特有の不安定さを等身大の演技で表現する。
さくらの父・近藤宏(こんどう・ひろし)を演じるのは原田龍二。未央の母の転落現場に偶然にも居合わせ、意識不明の重体に陥っている。なぜ、その日、その場所に宏はいたのか? そして、現場で宏が見たものとは…? 未央の母に訪れた死の真相を握るキーマンだが、容体は深刻で、たとえ意識が回復しても、元の状態に戻るのは難しいと診断されている。
さくらの母・近藤紗枝(こんどう・さえ)を演じるのは菊川怜。夫の宏を襲った不運を嘆き、日夜、泣き暮らしている。宏を看病する姿は甲斐甲斐しく、献身的な妻そのものだが…。未央に対してはそれなりに大人な対応を取り、感情的になることは少ないものの、損害賠償の請求手続きを着々と進め未央を追い詰めていく。実は、宏が未央の母の転落現場にいた理由に、心当たりがある。
原田と菊川は、本作に登場する第三の家族・近藤家の、外からはうかがい知ることができない実情を丁寧に演じ、物語を静かに大きく動かしていく。
【坂元愛登 コメント】
Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
純粋に嬉しかったです。脚本を読ませていただいて、太郎を自分なりにどう生きようか想像が膨らみ、わくわくしました。毎話脚本を読むたびに、先の展開が気になり、手が止まらなくなります。
また、映像になることでより面白くなるのではないかと確信しております。展開が早いので、多くの方に最後まで楽しんでいただけると思います。太郎は、人を信じることを諦めない真っ直ぐな男の子です。だからこそ、傷ついてしまう。それでも信じる。姉ちゃんに甘えながら、真っ直ぐに生きられたらなと思っています。

【北里琉 コメント】
Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
すごく嬉しかったです。ストーリーに影響のあるとても大事な役柄だったので嬉しい反面緊張もしましたが、精一杯頑張ろうと思いました。
ある事件から人生がガラッと変わるってどんな気持ちなんだろう、大人に対してどういう気持ちで接しているんだろう、など深掘りできることがすごく多い役だなと思いました。取り返しのつかない過ちを犯した時、人はどうするんだろうというのをすごく考えながら読みました。
登場人物たちがどう思い、どのように立ち向かっていくのか。演じさせていただく「近藤さくら」がどういう思いを抱いているのか、もっと読まないと、と思いました。

【原田龍二 コメント】
Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
突然、空から落ちてきた人に当たってしまう男。絶望的な状況ですよね。でも命が助かる。不運なようで、それでもって家族との歯車が新たに動き始めたりもして、人生に厚みや奥行きが出たという意味では、転機かなと受け取りました。お話は、人間模様が交差して、その度にそれぞれの色が飛び散りますが、帰するところ人間って、可愛くて、脆くて、愚かで、美しいじゃん!って思わせてくれる作品だなぁと思います。

【菊川怜 コメント】
Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。
2年ぶりに連続ドラマに出演出来る事とても嬉しいです。誰もが日々、何かを抱えて生きていますが、エラー(間違い)をした時、どう向き合い、前に進んでいくのか、誰しもの胸に刺さるドラマだと思いました。
私の役は、母親であり妻、又いわゆる善人ではなく、毒や癖がある人物で、この様な役を演じた事がないので私自身とても楽しみです。このドラマのスパイスとなる様演じられたらと思います。

また、ユメや未央のおぼつかないエラーだらけの人生に寄り添う主題歌として、UNFAIR RULE(アンフェアルール)の書き下ろし曲『きずなごと』が決定。UNFAIR RULEは山本珠羽(Gt/Vo)、悠瑞奈(Ba.)、杉田崇(Dr.)による3ピースバンド。山本の優しく芯のある歌声と、歌詞に実体験を詰め込んだリアルな楽曲で、多くのファンを魅了している。
今回、本作のために書き下ろされた「きずなごと」は、主人公たちが抱える心の葛藤や言葉にならない感情を掬い取りながら、実体験のみを歌う山本珠羽自身の過去の失敗や後悔などを歌詞にUNFAIR RULEらしい表現として落とし込んでいる。楽曲構成やサウンドプロダクションに関して更なる進化・深化を感じることができる、新たなステージへと躍進するUNFAIR RULEを明示した1曲となっている。
W主演を務める畑、志田からもコメントが到着。
【UNFAIR RULE コメント】
Q.今回の楽曲にどんな想いを込められましたか。視聴者へのメッセージをお願いします。
初めての書き下ろしだったのですが、ユメと未央の2人の気持ちをどうまとめようかとすごく悩みました。ドラマの台本を読ませてもらった時、2人はどう自分と向き合っていくのだろう自分だったらどうするだろうとたくさん考えました。
本当は、自分が一番自分の味方でいていいはずなのに、周りの目が気になったり、過去の失敗との向き合い方がわからなくて、自分を責め続けてしまったり。私自身も、どれだけ小さな失敗でも、どれだけ昔のことでも思い出してしんどくなってしまうことがあります。だから2人の気持ちを汲みながら、私自身が体験してきた気持ちとも重ねて歌詞を書きました。この曲を聴いて、最悪の決断が頭をよぎる前に、失敗した過去を消そうとするのではなく、「あの時の自分」をいつか許せるように。過去の自分も含めて「今の自分なんだ」と思いながら生きていこう、そう思ってもらえたら嬉しいです。
自分の気持ちに寄り添って、時には叱ってあげられるのは自分しかいない。向き合うことも、逃げることも、自分のための選択だと思います。このドラマから、後悔や悲しい気持ちともちゃんと手を繋いで生きていかなきゃな、と私自身も思わせてもらいました。
「エラー」を観て、2人に重ねて聴く「きずなごと」。自分自身と向き合いながら聴く「きずなごと」。どちらも、それぞれの解釈で大切に聴いてもらえたら嬉しいです。

【畑芽育 コメント】
初めて楽曲を拝聴した際、作品のテーマに寄り添った歌詞、そして、切なさの中に愛情や温かさを感じるメロディーに深く心を動かされました。主演としてこの作品に携わる中で、主題歌が作品にもたらす力や影響の大きさを実感しているからこそ、このような素敵な楽曲に彩っていただけることを大変嬉しく思っています。「きずなごと」とともに、『エラー』の世界をより多くの方に届けられることを楽しみにしております。
【志田未来 コメント】
初めてこの「きずなごと」を聴いたときに、幸せになりたいと、もがきながらも、自分と向き合いきれない不器用さや、赦したいのに赦せないという葛藤などが、ユメや未央の感情とリンクし、胸がぎゅっとなりました。
言葉にできない弱さや迷いにそっと寄り添ってくれる楽曲「きずなごと」が『エラー』の世界観をより深くしてくれていると感じました。









