©2026 映画『90メートル』製作委員会

直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と「』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出した。
難病の母と2人で暮らす高校生・藤村佑役を演じた山時聡真は、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主人公声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集めている。そして難病の母・美咲を演じるのは、『ディア・ファミリー』、『近畿地方のある場所について』と母親役が続く菅野美穂。さらに、美咲が利用する介護施設のケアマネジャー・下村香織役を西野七瀬、佑が所属するバスケ部のマネージャー・松田杏花役を南琴奈、バスケ部員・大平翔太役、田中偉登が出演。

27日(金)に公開を迎えた本作。“涙が止まらない”や“心が温かくなる”などの感想が多く、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks」では★4.2と高評価で絶賛の嵐。また、北川景子や菅田将暉、萩原利久ら著名人からも絶賛のコメントも届いており、すでに日本中を感動に包みこんでいる本作が、この度、第28回ウディネ・ファーイースト映画祭<コンペティション部門>への出品が決定した。
「ウディネ・ファーイースト映画祭」は、ヨーロッパ最大級のアジア映画に特化した映画祭で、毎年イタリア・ウディネで開催されている。同映画祭ではこれまでも、白石和彌監督作『碁盤斬り』が批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞、内田英治監督作『ミッドナイトスワン』が観客賞を受賞、城定秀夫監督作『嗤う蟲』が最優秀脚本賞を受賞した。また北野武や倍賞千恵子らに生涯功労賞が贈られるなど、珠玉の日本映画作品や名俳優に注目してきた。本年は、4月24日~5月2日(現地時間)に開催される。

本作の選定理由を「胸を締めつけるような切なさと、どこか優しさが同居する本作で、中川駿は、介護に向き合う人々が抱える複雑な感情の揺れを丁寧に描いています。主人公・タスクの姿を通して、家族への愛情、責任、夢、そしてその中で生まれる葛藤と犠牲が浮き彫りになります。」としており、中川監督の描くキャラクターの繊細さが評価されているようだ。
出品が決まった知らせを受け、中川監督は「思っていることをあまり口に出さず、空気で察して気を配る。そんな日本人の気質が色濃く反映された本作が、日本から遠く離れたヨーロッパの地の皆様の眼にどう写るのか、とても楽しみにしています。」と映画祭での反響を期待している。さらに、「実は、僕の両親は結婚前にイタリアの巨匠、フランコ・ゼフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』をデートで観ていたそうです。」と語り、「そんなご縁のあるイタリアに行けるのも今から楽しみです。」と現地に行くことを楽しみにしている様子だ。
アジア、ヨーロッパと世界から評価が止まらない映画『90メートル』は全国公開中。

【中川駿監督 コメント】
ウディネ映画祭コンペティション部門に選出していただき、とても光栄に思います。
思っていることをあまり口に出さず、空気で察して気を配る。
そんな日本人の気質が色濃く反映された本作が、日本から遠く離れたヨーロッパの地の皆様の眼にどう写るのか、とても楽しみにしています。
実は、僕の両親は結婚前にイタリアの巨匠、フランコ・ゼフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』をデートで観ていたそうです。
『ロミオとジュリエット』が無ければ僕は生まれていなかったかもしれません。
そんなご縁のあるイタリアに行けるのも今から楽しみです。

©2026 映画『90メートル』製作委員会