©2026年『すべて真夜中の恋人たち』製作委員会

この度、既に発表されている岸井ゆきのと浅野忠信に続き、森田望智、深川麻衣、塩野瑛久をはじめとする計8名のキャストの出演が一斉解禁された。『ナイトフラワー』(25/内田英治監督)で第49回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人賞を受賞、2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」のヒロインに抜擢されるなど、今最も注目を集める俳優、森田望智。森田が演じるのは、大手出版社の校閲局で働く石川聖(ひじり)。フリーランスの校閲者である岸井ゆきの演じる冬子と共に仕事をする同僚で、物事をはっきりと主張する性格。森田と岸井は「恋は闇」(25/NTV)でも親友役で共演しているが、映画作品での共演は本作が初。おとなしい冬子と気が強い聖、対極な性格ながら冬子にとって数少ない友人ともいえる聖との関係性がどのように物語に影響を与えていくのか。また冬子の高校時代の友人で長野に住む主婦の早川典子を、『嗤う虫』(24/城定秀夫監督)や、『ぶぶ漬けどうどす』(25/冨永昌敬監督)など立て続けに主演作が公開されている深川麻衣が演じる。そして原作にはないオリジナルキャラクターで、森田演じる聖と微妙な関係である大橋役に、NHK大河ドラマ「光る君へ」の一条天皇役でファン層を拡大し、ドラマや映画にひっぱりだこの塩野瑛久。森田、深川、塩野からはコメントも到着。
森田は「ずっとこの景色に浸っていたいと思うほど心地いい撮影期間でした」と充実していたという撮影現場を振り返り、深川は「映像から澄んだ空気や香りや温度を感じるような、様々な光と夜をとじこめたような、とても素敵な作品」、塩野は「観終わったあとに、静かに余韻が残る作品」と本作が醸し出す繊細で美しい空気感を絶賛し自信をのぞかせる。
また、冬子の元上司役に中村優子、レストランの店員役に長井短、聖の後輩役に祷キララ、そして高校時代の冬子に2026年度前期 連続テレビ小説「風、薫る」への出演が控えるなど若手注目株の中井友望、冬子の高校時代の同級生役に『愚か者の身分』(25/永田琴監督)で第80回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞をはじめ数々の新人賞を受賞した林裕太といった注目の若手から実力派まで第一線で活躍するキャスト陣が脇を固めている。
冬子と三束(みつつか)が徐々に仲を深めていく過程でどのように彼女らが関わっていくのか。単なる男女2人の物語だけではない、様々な人間関係が垣間見える本作に注目だ!

<コメント>
■森田望智
この作品を通して、色々な色で混ざりあう曖昧で繊細で、けれどたしかに存在する人と人との関係性の稀有さに触れることができたように思います。
温もりと愛と決して折れない信念がこもっている岨手監督の演出は、聖の感情の深淵までわたしを連れて行ってくださり、ずっとこの景色に浸っていたいと思うほど心地いい撮影期間でした。
眼の奥に名前のつけられないような感情をたくさん宿らせているゆきのちゃん演じる冬子に、いい意味で翻弄され、魅せられ、感じた愛おしさは今でも胸に残っています。
聖なりに愚直に生きている姿を、川上未映子さんの紡ぐ言葉の輝きを、ぜひスクリーンで見届けていただけたら嬉しいです。

■深川麻衣
念願の岨手組に参加できること、そして3度目のご縁になる岸井ゆきのさんと、川上未映子さんの紡ぐこの素敵な物語の中でご一緒できることがとても嬉しかったです。
私が演じる典子という女性は、結婚して子供がいながらも、主婦である自分や日常に虚無感を感じている、真夜中の恋人たちのうちの一人です。
映像から澄んだ空気や香りや温度を感じるような、様々な光と夜をとじこめたような、とても素敵な作品です。
ぜひ映画館でご覧いただけたら嬉しいです。

■塩野瑛久
『すべて真夜中の恋人たち』の中で描かれる、人と関わることの不器用さや、言葉にしきれない孤独、人と人との微妙な距離感がとても印象的でした。
本作はフィルムでの撮影ということで、撮り直しが容易ではない環境ならではの緊張感があり、一つひとつのテイクに自然と集中力が生まれていたと思います。
フィルムならではの光の捉え方がとても美しく、瞬間瞬間の揺らぎが冬子たちの心情を表しているようでした。
観終わったあとに、静かに余韻が残る作品になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。