
仮面ライダー生誕55周年を迎え、制作された本作は、平成以降の仮面ライダー作品でいまだ破られることのない史上最高平均視聴率(11.7%)を誇り、その人気から平成仮面ライダー初の劇場版も製作され、シリーズの未来を切り開いた金字塔「仮面ライダーアギト」の劇場版最新作。タイトルから「仮面ライダー」を外し、既存の枠にとらわれない新機軸の作品として制作された大人が楽しめる超能力アクション大作となる。
この度、公開に先駆けて開催された完成披露舞台挨拶に登壇した。
本作の主人公であり、仮面ライダーG7に変身する氷川誠役の要潤は、駆けつけた観客へ向かって「ただいま!25年の時を経て、氷川誠としてまた返り咲くことができました」と挨拶。「この作品は通常の映画とは僕の中では違って、25年分の役作りが詰まっています。氷川誠というキャラクターは、この25年間、1日たりとも僕の中から消えることがありませんでした」と万感の思いで、「25年経った僕が仮面ライダーになって、皆さんにどう受け止めてもらえるんだろうと不安もありましたが、たくさんの方に注目していただいて、そしてようやく今日、皆さんに見ていただくことができました」と、完成した喜びを語る。

そして、かつて仮面ライダーアギトとして、氷川らと共に未知の脅威から人類を守った津上翔一役の賀集も「本日はお集まりいただきました皆様、お待たせしました。待たせすぎたかもしれません。ただいま!」と呼びかけ、本作の実現に「僕たちがやりたいっていう思いだけでは絶対実現できなくて、20年間、『アギト』を愛していただいた皆様がいたから実現できた映画だと思います」と感謝を伝え、「僕もこういう形でまたアギトにしても変わることができて、本当に感無量です」と、今の心境を口にした。
要は「25年間、アギトのことは忘れたこともありませんし、撮影の記憶を掘り起こしながらご飯を食べたりして、昨日あったことのように喋ったりしていました」と、作品への熱い思いを話し、「この映画は、アギトの色んな思い出が入りつつも、新しい設定があり、自分にとってチャレンジングな役でした。G7に変身する時も、一応25年俳優をやってきて、撮影には慣れたつもりなんですけど、とっても緊張しましたし、絶対失敗できないプレッシャーを感じつつ、でも仕上がりを見て、おそらく上手くいったんだろうなと思っております」と、撮影を振り返る。「細かい部分までオリジナルのテイストが入っていますので、途中で寝ないように!ぜひ細かいところまで見ていただけたら嬉しいなと思います」と冗談混じりに声をかける。

また、完成した本作を見た感想を賀集は「お世辞抜きに純粋に面白いって思いました。泣いてましたね。どことは言いませんよ」とニヤリ。「瞬きしてしまうと見逃してしまうようなところもありますので。瞬きで見逃してしまったら二度、三度、四度五度と、何度でも見に行きたくなるような映画だと思います。アギトを知らない人たちも楽しめる映画になっていたと思いました」とコメント。
オリジナルキャストと再会した田崎監督は「自分の役と一緒に歳をとってくれていたなというのが、現場に入って最初のシーンでそれぞれ感じました。それが嬉しかったし、感謝です」と語り、本作の演出で心がけたこと「25年前お子さんだった人たちは、今30代ぐらいになっていると思うんですけど、そういう人たちが一番怖いお客さんで。子どもの頃の宝物を汚しちゃいけないような気がするんですよね。だから、子どもの頃の宝物が今、大人になっても宝物に見えるような作品にしたいと心がけてきました」と、長年応援し続けてきたファンを大切に、製作に臨んだことを話す。
作品にちなみ、自身にとって変わることのないヒーローを聞かれると、要は「僕の心の師匠で、大杉漣さんって俳優さんがいらっしゃるんです。僕はずっと彼の足跡を追いかけて俳優をやっております。今でも氷川誠と同じ位置に大杉漣さんは僕の心の中にいて、20代の時に彼から俳優としての姿勢は全て学びました。僕にとってはヒーローのような存在です」と答える。
賀集があげたのは、自身が演じた津上翔一。「自分で演じているから何言ってんだと思うかもしれないですけど、憧れの存在で、彼から勇気と力をもらったと思います。これまでやって来られたのは、翔一とともに生きてきたからなんだなと、この映画を通して改めて感じられました。多分この先も津上翔一という人物は僕の中でヒーローなのかなと思っております」と、役への強い思い入れを明かした。

舞台挨拶の最後に、賀集は「この作品ができたことは、私たちだけではなく、アギトを愛してくれた、応援してくれた皆様がいたからこそです!この映画を見て、アギトをずっと愛していただければ、私たちは何十年後になっても、やる気持ちはありますので、アギトを愛してください!」と呼びかけ、要は「実はアギトが25周年という奇跡のようなタイミングで映画が決まり、僕はもう最後だろうと、さすがに『仮面ライダーアギト』はこれで終わりにしようぜって言ったら、まだやれるだろうと彼(賀集)は言うので、僕も100歳まで、アギト頑張ります!仮面ライダーは永遠に不滅です!」と宣言した。















