直木賞作家・江國香織の恋愛長編小説『はだかんぼうたち』を初映像化。今作で描かれるのは、興味を持った女性には、恋人や配偶者がいるかどうか関係なく、無邪気に近づいていく鯖崎涼(松田元太)を中心にした、美しくも危険な大人の三角関係。鯖崎は10歳年上の歯科医・筒井桃との都合の良い“恋人もどきの関係”を楽しみながらも、桃の親友で3児の母・堀田響子にも興味を示し、欲望のままに2人の間を揺れ動いていく。大人たちが強烈に求め合い、嫉妬、打算、欲望…心の汚点をさらけ出しながらも不器用にみっともなく生きる禁断の恋愛群像劇を描く。

先日行われた情報解禁で、主演を松田元太が務めることが発表されると、SNS上では「はだかんぼうたち」「松田元太」といった関連ワードがトレンド入り。「主演おめでとうございます!」「めちゃくちゃ楽しみ」「期待しかない」など、祝福や期待の声が相次ぎ、早くも大きな話題を集めている。

そしてこの度、主人公・鯖崎涼(松田)に翻ろうされるヒロインのふたりに、加藤ローサと大沢あかねが決定した。

歯科医・筒井桃を演じるのは、数々の映画やドラマで凛とした存在感を放ち続ける加藤ローサ。桃は、親の期待通りに“まじめで堅実な人生”を歩み、結婚相手として申し分ない婚約者・石羽拓との結婚を控えていた。しかし、鯖崎と出会ったことで人生が一変。自分の本当の気持ちに気づいてしまう。鯖崎との抗えない関係を続けていく中で、鯖崎が親友の堀田響子(大沢あかね)に興味を示したことから、様々な新しい感情や欲望と出会い、これまで蓋をしてきた想いとも向き合っていくことになる。
真面目に打算的に生きることしかできなかった桃が、鯖崎との出会いによって心を“はだかんぼう”にされ、本来の欲望や“自分だけの幸せ”に気づき、常識の枠から飛び出していくその過程を、加藤が圧倒的な透明感と繊細な演技で体現する。
2005年公開の江國香織原作映画『東京タワー』で俳優デビューをはたした加藤。自身の原点ともいえる江國作品への参加に、「お話をいただいてうれしかったです。10代のときは江國香織さんの世界観を自分なりに感じ取りながら撮影していたと思うのですが、ようやく江國さんの世界観をかみしめられる年齢になったので、今回は、原作も台本も楽しく読ませていただきました」と出演への喜びを語った。桃を演じることについては「鯖崎さんは桃とは真逆の存在というか、心のままに生きている人だと思うんです。そんな鯖崎さんの姿を見て、桃の中で少しずつ何かが変わっていくのかなと思っています。鯖崎さんが“動”だとしたら、桃は“静”。その対比が伝わるように、演技の中でしっかり“差”をつけられたらいいなと思っています」と意欲を見せた。

そんな加藤に対し、松田は「ローサさんとは二人のシーンが多いですし、さまざまな温度感で会話をしたり、動いたりする場面もあると思うので、監督たちとも相談しながら、皆さんにしっかり作品を届けられたらいいなと思っています」と共演への意気込みを語った。

もう一人のヒロイン・堀田響子を演じるのは、バラエティー番組で活躍する一方、女優として唯一無二の親しみやすさと表現力を持つ大沢あかね。桃の高校時代からの親友であり、3児の母として日々ボロボロになりながら育児に追われる響子は、独身でいつまでもきれいな親友の桃と自分を比べて劣等感を抱き、家族のために“良き母・良き妻”であろうと我慢を重ねている。そんな中、鯖崎から向けられる無邪気な優しさに、知らず知らずのうちに心が揺れ動いてしまう響子の孤独と葛藤を、大沢がリアルかつ生々しく演じる。
原作者・江國香織の大ファンだという大沢は、「まさか自分の人生で、江國香織先生とこんな形で関われるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです」と出演への喜びをコメント。その一方で、「ただ、とても内容の濃いドラマなので、うれしいだけではなく、“逃げられない”という思いもありました。今はようやく覚悟ができて、“やるぞ”という気持ちです」と、作品に臨む覚悟を明かした。また、響子と同じく3児の母でもある大沢は、「私自身も子育てをする中で、響子さんのような思いを抱いたことがあったので、台本を読んでとても共感しました。自分だけでなく、周りのママたちにも響子さんのような思いをしている人は結構いるので、そうしたことも参考にしながら、大切に演じさせていただければと思っています」と意気込みを語った。

そんな大沢に対し、松田は「ご一緒できるのをすごく楽しみにしています。作品の世界観の中で、響子さんとしてどのように攻めてこられるのか、今からワクワクしています」と期待を寄せている。

なお、鯖崎の登場によって運命が一変してしまう桃の婚約者である石羽拓など、彼女たちを取り巻く男性キャスト陣も近日解禁。

【加藤ローサ(筒井 桃・役) コメント】
――『はだかんぼうたち』は江國香織さん原作の恋愛小説で、今回初の映像化になります。この作品の出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
江國香織さんの原作作品は10代の頃に出演させていただいた映画『東京タワー』以来なのですが、お話をいただいてうれしかったです。10代のときは江國香織さんの世界観を自分なりに感じ取りながら撮影していたと思うのですが、ようやく江國さんの世界観をかみしめられる年齢になったので、今回は、原作も台本も楽しく読ませていただきました。
――原作の『はだかんぼうたち』や本作の脚本をお読みになった感想は?
江國さんの作品は、登場人物がはっきりと物を言ったり、分かりやすく大きな出来事が起こったりするわけではないので、感情の移り変わりをつけるのが難しいんです。考えるヒントが少ない分、難しさを感じながらも、江國さんならではの世界観をどうすれば映像の中で表現できるのか、しっかり考えていきたいと思いました。
――演じる桃についてどのような印象をいだきましたか?
とても優しくて、基本的には受け身な人なのかなと思いました。でも、鯖崎さんと出会ったことで結婚をやめてしまうのですが、衝撃的な何かがあったというよりは、もともと自分の中に「結婚って本当に必要なのかな?」「この人でいいのかな?」という不安があってのことだと思うので、その気持ちは理解できるなと感じました。
――桃をどのように演じていきたいですか?
鯖崎さんは桃とは真逆の存在というか、心のままに生きている人だと思うんです。そんな鯖崎さんの姿を見て、桃の中で少しずつ何かが変わっていくのかなと思っています。鯖崎さんが“動”だとしたら、桃は“静”。その対比が伝わるように、演技の中でしっかり“差”をつけられたらいいなと思っています。
――松田元太さんと初共演となりますが、お会いしてみての印象をお聞かせください
松田さんは、テレビで拝見している印象よりも少しおとなしい方なのかなと思いました。でも、雰囲気は本当にそのままです!演じられる鯖崎さんが落ち着いた雰囲気の人物なので、その影響もあるのかもしれません。大沢さんもそうですが、お二人ともとても話しやすくて、安心しました。
――大沢あかねさんとは親友役での共演となりますが、印象をお聞かせください
大沢さんとは年齢が一緒なんです。もともと話しやすそうな方だと思っていましたし、共通の話題も多いだろうなと感じていました。現場では、ほかの共演者の方々とも含めて、楽しくわちゃわちゃできそうです。大沢さんとは、最初から友達のような感覚で話せています。
――ドラマを楽しみされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
いろいろな立場の男女が登場し、それぞれの思いがうずまくようなドラマになっていますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

【大沢あかね(堀田響子・役) コメント】
――江國香織さんのファンだとお聞きしています。この作品の出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
まさか自分の人生で、江國香織先生とこんな形で関われるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです。ただ、とても内容の濃いドラマなので、うれしいだけではなく、「逃げられない」という思いもありました。今はようやく覚悟ができて、「やるぞ」という気持ちです。しかも、恋愛ドラマにはこれまであまりご縁がなかったので、めちゃくちゃ緊張しています。
――原作の『はだかんぼうたち』や本作の脚本をお読みになった感想は?
本当に、立場の違う人たちが、それぞれの欲望に素直に生きていて、読んでいる側としてはすごく気持ちがよかったです。江國先生の世界観には、読み手の想像力を豊かにしてくれる部分がとてもあるので、演じがいがありますし、大きなお仕事をいただいたような感覚で、すごく楽しみです。
――演じる「響子」は3児の母ですが、大沢さんにも重なる部分があるように思います。演じるにあたって、どのような思いで役に向き合われていますか?
響子さんは、家族や人のために頑張る、健気な女性だと思うんです。でも、その中で自分でも気づかないうちに、すごく深い孤独や不満が少しずつ表れてきているのかなと感じました。私自身も子育てをする中で、響子さんのような思いを抱いたことがあったので、台本を読んでとても共感しました。自分だけでなく、周りのママたちにも響子さんのような思いをしている人は結構いるので、そうしたことも参考にしながら、大切に演じさせていただければと思っています。
――松田元太さんと初共演となりますが、現場でお会いになってみての印象をお聞かせください
松田さんは、バラエティーでご活躍されているイメージが強かったのですが、出演されていた『東京タワー』を拝見したときに、こんなに情熱的で繊細なお芝居をされる方なんだと感じました。毎週楽しみで仕方がなかった作品なので、松田さんとご一緒できるのが今からとても楽しみです。
――ドラマを楽しみされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
恋人や夫婦、友達といった関係性にとらわれず、登場人物たちが皆、本当に自分の欲望や感情に素直に生きている作品だと思います。そういったところを、ぜひ皆さんにも見ていただけたらうれしいです。

【松田元太(鯖崎 涼・役) コメント】
お会いしてみて、お二人ともすごくあたたかい方で、笑顔で接してくださったので、とても安心しました。実は僕自身、緊張していたのですが、非常に助けられました。お二人との撮影が今から楽しみです。加藤ローサさんとは二人のシーンが多いですし、さまざまな温度感で会話をしたり、動いたりする場面もあると思うので、監督たちとも相談しながら、皆さんにしっかり作品を届けられたらいいなと思っています。大沢あかねさんは、お芝居でご一緒できるのをすごく楽しみにしています。作品の世界観の中で、響子さんとしてどのように攻めてこられるのか、今からワクワクしています。