物語は、野心を握りしめ、男性組織を駆け上がってきた50歳の会社員・英理子(吉田羊)。いま主導しているプロジェクトを成功させれば、念願の取締役昇進が約束されている。ところがプロジェクトのリリースを目前に控えたある日、英理子のもとに匿名の脅迫文が届く。脅迫者と対じするうち、英理子は組織が抱えるゆがみと、そこで生まれる痛みに直面し……
誰もが自分の存在価値の証明に駆り立てられる世の中で、組織で働くことの意味と、良心の在りかを問う、生々しくもスタイリッシュなオフィス・サスペンス。

このたび、吉田羊が演じる主人公・英理子が勤務する会社・KZGCで働く会社員たちを演じる新たな出演者と、物語をけん引する音楽について解禁となった。

メールセンターで働く派遣社員・斉藤るりを演じるのは、南沙良。夜はスポーツジムで受付のバイトを掛け持ちし、社会保険労務士になるための学費を貯めている。組織にすべてをささげてきた英理子とは対照的な25歳。

<南 沙良 コメント>
知らないうちに誰かの痛みに気づかないふりをしてしまったり、波風を立てないことを選んでしまったり。あのときもう少し違う選択ができたんじゃないかと思うことがあります。
るりは、過去の出来事をきっかけに、自分の中にある怒りと向き合いながら、何が正しいのかを問い続けています。
誰かを変えることは難しくても、自分自身の選択は変えられる。
この作品が、そんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです。

英理子の部下・寺田一輝を演じるのは、加藤清史郎 英理子が主導するSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)プロジェクトを担当。先輩の山岸に憧れていて、仕事への熱意と努力は人一倍。英理子にある相談をもちかけるが…。

<加藤清史郎 コメント>
ひょんなことがきっかけで、思いもしなかった何かが崩れていくことがある。
時代を映す鏡のような『会社員』で、物語の起点・起爆剤となるような役回りを務めさせていただけること、本当に嬉しく誇りに思っています。
寺田は30代の会社員。自分にとってこれまた新たな挑戦も多い今回の作品と役柄ではありますが、主演の羊さんを始めとする温かい仲間たちと撮影を楽しみながら、1人の会社員として踠いて踠いて『会社員』の世界で生きています。お楽しみいただけますように。

英理子の部下で、優秀なシステムエンジニア・山岸光を演じるのは、小久保寿人。自分の仕事に強いプライドをもつ。英理子のプロジェクトの中核を担う存在だが、自らの能力や貢献が正当に評価されていないのではという思いを抱えている。

<小久保寿人 コメント>
この度、山岸光役を演じさせて頂きます小久保寿人です。前作「3000万」も記憶に新しい方もいらっしゃると思いますが、今回はその第二弾!このWDRという画期的なプロジェクトに参加出来る事、大変嬉しく思います。
「正しさ」とは何か?組織の中で働く事の葛藤と矛盾。この日本を支えてくださっている数多くの会社員の皆様一人一人が、それぞれの立場でこの物語を楽しんでくれる事を切に願います。そして今回のチーム!本当に素晴らしいです!全ての部署がこだわりとプライドを持って仕事に向き合っています。必ず皆様に良い作品を届けられると、そう自負しております!楽しみに待っていてください!

英理子の同期・桜井浩介を演じるのは、前川泰之。順調に実績を重ね、組織で認められてきた経営戦略本部長。いつも洒脱で余裕がある。自他ともに認める出世頭だが、内心常に英理子を意識してきた。

<前川泰之 コメント>
この『会社員』というタイトルを初めて見た時、心がゾワッとしました。
あまりにも普遍的な言葉たった一言ですが、現代社会において誰にでも起こりうる出来事である、このドラマの「芯」を見事に捉えているなと感じたからです。繊細で難しいテーマに挑んだドラマですが、多くの方に共感と没入感を味わってもらえる作品になっていると確信しています。

英理子の夫で、同じ会社のコンプライアンス室に所属する東海林正則を演じるのは、田中直樹。てらいなく正論を口にできる人柄。英理子にベタぼれで結婚したが、会社のために突き進む英理子とすれ違いが起きることも。

<田中直樹 コメント>
英理子の夫、東海林正則を演じさせて頂きます。
正則は英理子の夫であり同じ会社で働くコンプラ室の人間でもあります。
その二つの立場の中で正則はどう動くのか?心揺れる正則を楽しんで頂けたら嬉しいです。そして英理子はどうなっていくのか?るりをはじめ英理子に関わる人達はどうなるのか?
皆さん!しっかり見届けて頂けますと幸いです!
よろしくお願いします。

常務取締役の安西善之を演じるのは、尾美としのり。次代の経営を担う人材として英理子に期待を寄せる一方、その覚悟を試すような言動もみせる。物腰は柔らかいが、発言は玉虫色な組織人。

<尾美としのり コメント>
大企業『KZGC』で常務取締役として勤めています。
当社の優秀な社員「宮木英理子」に期待と信頼を寄せて、社内で引き上げてきました。
そんな宮木英理子を中心とした会社員の悲喜交々の出来事をハラハラドキドキしながら楽しんで観ていただけたら幸いです!

そして、本作の音楽を担当するのは、作曲家のyuma yamaguchi。映画『新幹線大爆破』やアニメ『さよならララ』『時光代理人』、NHKの大型SFエンターテインメントドラマ『火星の女王』などの劇伴音楽に加え、NHK BS『フロンティア』テーマ曲、NHK連続テレビ小説『あんぱん』主題歌であるRADWIMPS「賜物」のストリングスアレンジを担当。また300本以上のCM音楽を手掛け、世界三大広告祭すべてでゴールドを受賞するなど、国内外で幅広く活動している。

<yuma yamaguchiコメント>
ドラマ10「会社員」の音楽は、今までにないくらい挑戦的でした。最初の打ち合わせから、メロディはできるだけ廃して、テクスチャーや音色で引っ張っていこうという話になりました。このような方向性の音楽は、ほんの少しのニュアンスの違いで映像の見え方も変わってしまうため、作曲もいつもにも増してセンシティブな作業でしたが、すごく手応えのある音楽になったと思います。みなさま、ぜひ10月を楽しみにしていてください。

<主演・吉田羊 コメント>
今回、個性豊かな俳優の皆様とご一緒することが出来ました。
心までも見通すような南さんの眼力、清濁合わせ飲んだような加藤さんの深み、小久保さんのしなやかで確かな演技力、前川さんの軽やかさとバランス、お芝居はもちろん現場に居てくださるだけで安心する田中さん、ゆるぎない存在感の尾美さん。そして、ワクワクとハラハラを掻き立てドラマの世界観に没入させるyumaさんの素晴らしい音楽!どの方が欠けても成立しない今回のドラマ、お一人お一人の素晴らしいお仕事にもぜひご注目ください。