
今回解禁された場面写真では、詩を中心に杜夫と潤奈が身を寄せ合い、太陽の光のもとで弾けるような満面の笑みを浮かべるメイン写真をはじめ、詩と杜夫の穏やかな夫婦の時間が流れる場面から、詩と潤奈が身を寄せ合い、たばこの火を分け合う場面まで、幸せそうに過ごす眩しいカットが満載。一方で「3人で子どもを作るのはどうかな」と夜の街並みの中で詩が思いがけない提案をし、呆然とする2人の後ろ姿や、神妙な表情で詩の手をとる杜夫の姿など、登場人物たちの揺れ動く感情や、時にぶつかり合いながらも愛を育んでいく人間ドラマもまた情緒豊かに切り取られている。
さらに彼らの周りには、杜夫の同僚・戌井健太郎(風間俊介)と妻のみどり(大西礼芳)、詩の友人で良き理解者であるコンちゃん(落合モトキ)とそのパートナー・スギくん(令和ロマン・松井ケムリ)、潤奈の職場の後輩・桜井歩夢(のせりん)ら、個性豊かなキャラクターたちの姿も。作品の持つ軽やかで愛おしい空気感と登場人物たちの葛藤や悩みのグラデーションが伝わってくるカットの数々となっている。
主人公・詩を演じた長澤まさみは、舞台での共演経験もあった石橋静河について「彼女自身はとても芯が強くて生命力があって、ハツラツとしたエネルギーに満ちた人なんです。脚本を読んでいる段階では『石橋さんが演じる潤奈ってどんな感じなんだろう』と想像がつきませんでした」と振り返る。彼女が演じた潤奈については「でも実際に一緒に撮影してお芝居をしていく中で、潤奈の持つガラスのような脆さや繊細さに気づかされて。それは脚本を読み込んだ石橋さん自身が作られた役の奥行きであり、壊れそうな空気感だったんだなと感じました。詩の方が一見打たれ弱そうに見えて、実は意外と何でもひょうひょうとやってのけてしまうタイプ。そんな詩を潤奈が思わず欲してしまう理由が、石橋さんの作り出した潤奈像からすごく伝わってきました」と、石橋の繊細なアプローチによって潤奈という人物が生々しく息づいたことに感嘆の声を寄せる。
また、柄本佑が演じた詩の夫・杜夫に対しては「人にある『優しさの見栄っ張り』というか、『良いことをしている、ちゃんと頑張れている、良い自分なんだ』とある意味鎧で固めて、本当のことが言えなかったり、自分にとっての本当の幸せを探して不安になっている人って、実は多いと思うんです。いわゆる『普通』であることに幸せを感じる杜夫みたいなタイプは、きっと誰もがどこか心に持っている部分。そこから新しい自分を見つけたいと思いつつも一歩を踏み出せない、どこにも振れ切れていない曖昧さを持った杜夫という役を、柄本さんが演じてくださって、それがすごく杜夫らしさを生んでいました。『もっと杜夫くんの幸せを教えてあげたいな』と思わせてくれるような役でしたね」と、大きな変化に踏み出せない不器用さや人間味をリアルに生み出し、役柄に豊かな奥行きをもたらした柄本ならではの杜夫の魅力について語る。
一方で柄本も「詩が長澤さんで、潤奈が石橋さんで、本当に良かったなと思っています。このお二人だったから、現場も乗り越えることができました」と話し、石橋もまた長澤と柄本に対して「同じ脚本を読んでいても、それぞれの解釈や視点は違いますし、現場で合わせてみたときに自分のイメージと違うこともあります。そんな時でも『まずはやってみよう』と対応がすごく柔軟で、『こうしたらもっと良くなるかも』という提案や調整を、淡々と、でも諦めずに続けられる姿勢がすごいなと、とても勉強になりました」と振り返り、長澤まさみ、柄本佑、石橋静河の絶妙なコンビネーションが生み出した、悩みや葛藤を抱えながらもそれぞれの幸せを見出していく詩、杜夫、潤奈の物語に是非期待してほしい。
そんな厚い信頼で結ばれた長澤、柄本、石橋をはじめ、落合モトキ、松井ケムリ、のせりん、広瀬奈々子監督が登壇する、ジャパンプレミアが10月24日(土)に開催決定!撮影時のエピソードや本作の魅力を余すところなく楽しめる、この日限りのプレミアムなイベントをお届けする。チケットぴあにて、先行抽選プレリザーブ受付期間が10/6(火)11:00~10/12(月)23:59、一般販売が10/14(水)10:00~10/23(金)16:00まで。詳細は映画公式サイトをチェック!














