
本作は、コロナ禍により中止となった「隅田川花火大会」が復活するまでの時間を、青春時代をコロナ禍で過ごした女子高校生の目線で描いた作品で、主演は主人公と同様、まさに激動の4年間を経て大人になった、乃木坂46の柴田柚菜が務める。
撮影はテレビ東京が実際に隅田川花火大会の生中継を行う、台東区立桜橋中学校で行われ、1978年から始まったテレビ東京「隅田川花火大会」中継46年の歴史で初めて制作されたオリジナルドラマとなっている。
さらに、7月29日放送の「アサヒビールスペシャル 独占生中継2023隅田川花火大会」番組内にて、ドラマと併せて撮影された柴田柚菜出演のオープニング映像も放送される。
【イントロダクション】
下を向いてばかりだった高校生活。最後の夏、少女は花火を見上げるために、学校へ忍び込む。
【コメント】
<プロデューサー 水野亮太(テレビ東京)>
身も心もうつむきがちだったコロナ禍を乗り越え、江戸東京の夏の風物詩「隅田川花火大会」が4年ぶりの復活となります。皆で一緒に花火を見上げられる日がついにやってきました!隅田川に上がる復活の花火が「上を向いて」生きる一助となるように、柴田さんを主演に迎えて描くこのドラマもその一助になれれば嬉しく思います。
<監督 千田洸陽(テレビ東京)>
花火とドラマがどう組み合わさるのか、撮影するまで自分でもわかりませんでしたが、柴田さんを中心に描く、コロナ禍のリアルな青春時代と、東京スカイツリーを眺望するロケーションで、この番組でしか作れない作品に仕上がりました。それぞれに「隅田川花火大会がなかった人生」のドラマがあるかと思います。ぜひ重ね合わせながらご覧いただけますと幸いです。