2025/09/09
長月翠「今は1人でも怖気づかない」ラストアイドル卒業から約4年、アイドル時代から変化した仕事への向き合い方<『サバイブ!~死ぬくらいなら起業してやる~』>
ラストアイドルを卒業し俳優として活躍し、配信中のショートドラマ『サバイブ!~死ぬくらいなら起業してやる~』へ出演している長月翠さんへインタビュー。
プロフィール情報
長月 翠(ナガツキ ミドリ)
- 生年月日
- 2000年5月17日
- 出身
- 愛媛県
- 血液型
- O型
――「ラストアイドル」のメンバーとして活動し、2021年7月に卒業されて約4年が経ちました。ご自身で振り返って、どんな4年間でしたか?
メンバーが約50人もいたので、1人になった寂しさや大変さを数年はすごく感じて、でも「ラストアイドル」が解散した時に、皆がそれぞれ色んな方向で、もう一度アイドルに挑戦したり、俳優になったり、業界を離れ一般職に就いたりした子とかもいて、私も頑張らなきゃと思ってから、1人でも怖気づくことなく頑張れるようになりました。
――今でもメンバーの方との交流はありますか?
今も、デビュー月は皆で会えるようにしています。
――交流が続いているのはファンの方は嬉しいと思います
去年、LaLuceの7人がやっと全員成人したので皆でお酒を飲めるようになって、7人で集まってご飯を食べました。一番年下だったメンバーの大石夏摘が皆のことを集めてくれて。
――貴重な時間だったと思いますが、どうでしたか?
昔と変わらなかったです(笑)。でも皆も大人になっていて、センターだった阿部菜々実とは、これまではお互いに緊張してあまり2人で喋れなかったんですけど、お互いに大人になって、緊張せずに2人で話ができるようになっていました(笑)

――今は俳優として活動されていますが、お仕事の向き合い方はアイドル時代から変化はありましたか?
もう全然違います!アイドルの頃は年齢が若く子どもだったこともあり、思いっきり自分の気分で行動していたんですけど、大人になってから、皆、機嫌が悪かったり、つらい日があったりするよなと思って、そう考えたら常に元気にいようと思って!多分、昔の私を知っている方とお会いしたら「どうしたの!?何かあった!?」って言われるぐらい、すごく陽気な人間になりました!
――芸能活動をされている中で大切にしていることはありますか?
若い頃の気分を前面に出しすぎていた反省を生かして、どんなに朝早くても、どんなに睡眠時間が短かったとしても1回リセットして、笑顔で現場に行って皆さんを笑顔にできるように心がけるとか、あとは皆さんが疲れてきたなと思ったタイミングで、面白いことを言えるように、笑わせられるようにしています!アイドルの頃は、アイドルグループと言っても仲間でありライバルだったので、私は結構切羽詰まっていた方でした。1人になってから新しい出会いが色々あって、「この人の笑顔にしてくれるポイントが良いな」とか、吸収していって、今が形成されました。

――現在、長月さんが出演されたショートドラマ『サバイブ!~死ぬくらいなら起業してやる~』が配信中です。出演が決まった時の気持ちはいかがでしたか?
まずはすごく嬉しかったです!ショートドラマが初めてで、ドラマも約2年ぶりとかだったので、映像に撮られるのが緊張していたんですけど、無事に撮影できてよかったです。
――周りの方からの反響はありましたか?
友だちから「ずっと目をかっ開いているね」「怒ってるの?」って言われました(笑)。顔に力が入ってしまって、そういう表情になってしまうんですけど、恥ずかしいなと思って、今後は気をつけようと思いました(笑)
――台本を読んだ感想は?
主人公のコタロー(瀬戸利樹さん)がステージ4のがんになってしまった時に起業するお話なんですけど、私も結構行動力がすごいと良い意味でも悪い意味でも言われますが、コタローには勝てないなと思いました。自分がつらい状況の中でも、何か新しいことに挑戦しようと思える姿がかっこいいなと、台本を初めて読んだ時に思いました。
――長月さん演じるヨツバは映像クリエイターで、勝ち気でアグレッシブな性格のキャラクターです。ご自身の役についてはどう思いましたか?
ダメなところはダメと思ったことをハッキリと言い、やりたいことはやりたいって、しっかり前に出していくスタイルが自分と似ているなと感じて、演じやすかったです!

――役を演じる上で意識したことや気をつけていたことはありますか?
自分と似ていたので役を作りすぎず、自分らしく演じられるように意識していました。
――撮影で監督に言われて印象に残っている言葉はありますか?
撮影2日目ぐらいに、監督がマネージャーさんに「長月さん、すごい作り込んでくれましたね」みたいなことを言ってくださったんですよ。だけど、マネージャーさんが「長月はああいう感じです」ってネタバラシしちゃって、私的には監督の言葉は嬉しかったんですけど、ネタバラシされたことによって作り込んでないみたいになってしまったので、ちょっと怒ってます(笑)。でもそれぐらい役に馴染んでいたんだなと、嬉しかったです!
――難しかったところや苦戦したところはありますか?
共演者の皆さんに先輩方が多い中、ヨツバはめっちゃタメ口なんです。だから撮影初日は、こんなこと言って良いのかな?と、台詞だけど躊躇してしまう感じで戸惑いがあったんですけど、皆さんとお話ししていく内に、徐々にこれで良いんだなと思って、楽しく演じられるようになりました。