――ここからは宮下さんご自身についてお伺いします。先ほどお話にもありましたが、10代の頃から女優に憧れがあったんですか?
中学生くらいから何となく女優さんのお仕事に憧れがありました。その前から、ドラマの影響で将来の夢が変わることが多くて、始まりは『ナースのお仕事』だったんですけど、看護師さん良いなって思って、その後『アテンションプリーズ』でCAさんとか、すごく影響を受けていたんです。それから、自分の夢がこんなに変わるのは女優さんのお芝居を見てなんだってことに気づきました。
――芸能界に入ったきっかけは?
大学一年生の時に上京してきたんですけど、『De☆View』という雑誌で『罪の余白』という映画のエキストラ募集があったので応募したのがきっかけです。あまり大きいオーディションに応募する勇気がなくて、まずは現場に行こうと思ってエキストラに参加しました。その時にお芝居をしてみて、仕事としてやってみたいと思いました。
――憧れている、目標としている方はいらっしゃいますか?
色んなタイプの女優さんがいて、皆さん素敵なので特に誰かというのは決めていないんですけど、同じ事務所だと深津絵里さんが素敵だなと思っています。先日、宣材写真を撮影した時に参考として事務所のホームページを見ていたんですけど、深津さんの存在感がすごかったです。

――これまで演じてきた中で印象に残っている役はありますか?
本広克行監督の『チャンネルはそのまま!』というドラマが、初めて役作りをちゃんとやった作品だったなと振り返ると思います。
――その時はどんな役作りをされたんですか?
北海道が舞台でテレビ局の話だったんですけど、アナウンサー役だったので2ヶ月くらい前から北海道に行って、アナウンサーの方から直接指導してもらいました。発音の仕方とか基礎からしっかり教えていただいて、毎日練習していたので印象に残っています。実際に職業としていらっしゃるので、その方たちから見ても不自然じゃないよう、どの役でも丁寧に演じたいと思っています。
――今後演じてみたい役柄はありますか?
どんな役でもやってみたいんですけど、これまであまりドロドロと土臭い役柄はやってきていないので、自分に負荷がかかる作品にのめり込んでみたいです。大変そうですけど、その分やりがいがあるのではないかと思います。
――Twitterに投稿されている「#ひとこまみやした」について、毎日更新されていますがどのくらいの時間をかけて描かれているんですか?
大体10分とかで書くようにしてるんですけど、ちょっと細かく書きたいなって思ったら少し時間かけたりします。
――宮下さんの日常がゆるく描かれていて、絵のタッチも可愛らしくて癒されました
嬉しいです!皆さんからのコメントもだんだん増えてきて、共感していただいたり、日によって色んな感想があるので私も見ていて楽しいです。
――毎日更新するのは大変かと思うのですが、ネタ帳じゃないですけど、ストックはあるんですか?
一応ストックは作っているんですけど、毎日何かしらあるので意外と使わないんですよ!……あ、でも1回だけ使いました(笑)。書こうと思ったら意外と話題がありますし、例えば嫌なことがあっても、これ後で絵に描こう!って思ったりして。
――絵に描くことがストレス発散みたいな感じになっているんですね
それを見て感想をくださったり、励ましてくださる方もいるので、私自身の励みにもなっています。「#ひとこまみやした」はこれからもゆるく続けていきます!
――最近ハマっていることはありますか?
器を集めることと、せいろでの調理にハマってます。野菜や卵をそのまま入れて、蒸して食べられるのがすごく簡単だなと思って。今朝も朝ご飯に食べてきました。
――確かに蒸すだけだと簡単に調理出来そうですね
そうなんです。木の香りも付きますし、ヘルシーでおすすめです。洗う時も野菜だけだから油が出ることもないですし、木なので洗剤で洗うのもダメなんですよね。でもそれも楽で良いなって思いました。
――普段は自炊しますか?
基本お家にいるので、よくやります。
――得意料理や良く作る料理はありますか?
割と和食が多めです。あとは卵が大好きなのでオムライスとか。それこそせいろでゆで卵も作ります。毎回ちゃんと固まってるのかなって殻をむく時にドキドキするんですけど、ちゃんと出来るんですよね。ゆでるのとはまた違う美味しさがあって好きです。
――最後に、ファンの方々へのメッセージをお願いします
いつも見守ってくださってありがとうございます。今後もお芝居で女優さんとしてもそうですし、イラストや自分の好きなことを共有して皆さんに楽しんでいただけたらと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。


写真:秋葉巧、ヘアメイク:小池裕輔