2012/01/20
<松田凌>「Miss Boys! 友情のゆくえ篇」「『薄桜鬼』斎藤一篇」インタビュー
プロフィール情報
松田 凌(マツダ リョウ)
- 生年月日
- 1991年9月13日
- 出身
- 兵庫県
- 血液型
- A型
――このお仕事を目指したきっかけは?
目指したきっかけは舞台を観たことです。昔から映画やドラマがものすごく好きだったので役者になりたいという気持ちはあったのですが、高校2年生の時にある舞台を下北沢で観たことがきっかけで「自分も同じ舞台に立ってみたい」という思いが強くなり、その日に俳優になることを決めました。
――舞台、映画など、人前に立つことで何か変わったことはありますか?
こういう人前に立つ立場になってみてわかったのですが、自分の普段の行動や発言にはすごく責任を持っていかなきゃいけないんだなと気づきました。上京する前の学生生活を送っていたころは人間的にも甘かったと思うし、それを踏まえて大人として自分の行動や発言には責任を持って、人から見られる立場としてあるべきなんじゃないかと考えています。

――1/21に映画『Miss Boys! 友情のゆくえ篇』が公開となりますが、簡単にストーリーと、松田さんの役どころを教えてください。
役どころは、主演の鎌苅健太さんと衝突する先輩の役です。鎌苅さん演じる主人公がバスケットボール部に所属していて、僕演じる先輩と衝突することがきっかけで、監督から「応援団に行け」という命令が入るんですけど、その応援団が実は女装をして応援するっていうもので、その応援団がメインのコンセプトとなっています。応援団を通して、主人公の成長だったり、熱い友情がコメディタッチで描かれています。
――バスケットボール経験があると聞きましたが、映画の中でバスケットボールをしている姿が見られるということですね?
僕が演じる先輩が元々エースとして活躍していた中に、主人公がスーパールーキーとして入ってくるので、2人でチームを支えていくような気持ちを持って撮影中もプレーさせて頂きました。
――女装したキャストが居る環境はなかなか珍しいと思いますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
周りのキャストの方々をはじめ、皆さんまだまだ駆け出しの僕に対してもすごく優しく接してくださいました。女装しているシーンではずっと女装されていたので、違和感がありながらも逆にそれが空気を和ませたり、本当に男の子なのかなってくらいキレイな女装で、印象深くて鮮明に覚えています。すごく楽しかったです。
――松田さんの女装シーンはないんですか?(笑)
女装はしないですけど、変な話「すごいなぁ」と思いつつ「女装してみたいな」と興味が沸きました(笑)。キャストの方々を見ていたらすごく楽しそうに撮影されていて、それも一つの経験なのかなって。今回は男の子として出演させて頂いています。

――ご自身の学生時代を振り返って、どんな高校生でしたか?
学生時代は、人の輪の中心に居たいというか、人と接することが好きなのでイベントの文化祭や体育祭は大好きでしたね。人が笑っているのを見て、僕自身も楽しいなって感じることがすごくあって、友達と一緒に居たっていう記憶が強いですね。部活動もしていましたし。自分で言うのも難ですけど、充実した悔いのない学生生活だったなと思います。
――映画『Miss Boys!』の見どころを教えてください。
見どころは、今までにあるようでなかったというか、応援団に女装という要素をプラスしている所が新しい発想だと思いますし、やはり女装がメインとなっているので女装したキャストがどれだけキレイかっていう所と、映画自体も色んなところに笑いや友情が散りばめられているので、そこにも注目してもらえたらと思います。
次:『ミュージカル「薄桜鬼」斎藤一篇』で主演「皆で一生忘れられない位最高の作品」
バックナンバー