――このお仕事を始める前にニューヨークに留学されていた経験があるそうですが、海外色々な場所がある中で何故ニューヨークを選ばれたんですか?
もともと音楽をやっていて、自分がやっている音楽の発祥地がニューヨークだったっていうのが1番大きかったですね。だから「海外=ニューヨーク」っていうイメージが勝手にあって、ニューヨークしかないなと(笑)。
――現地で過ごしていて、文化の違いなどで1番驚いた事は何ですか?
なんだろうなー。案外日本と変わらないですよ。
――例えば食生活で、日本食が恋しくなったりだとかそういうことはありましたか?
今は納豆とか現地で売っているくらいですからね。日本のスーパーもいっぱいありますし、ラーメンが流行っているくらいだから、あんまり困ることはなかったかな。でも人間的な部分ではすごく皆オープンなので、電車で横に座っていた人に「その靴いいね!」って話しかけられて、それがきっかけで話したりとか、それは日本では無いかなと思いますね。

――逆に、久しぶりに日本に帰ってきて驚いたことってありますか?
うーん、なんだろう。友達とのコミュニケーションに遅れを感じたことはすごくありますね。
――流行っていたものがいつの間にか違っていたとか?
それもありましたね。あと、「あれ?俺は皆とどんな感じで接していたっけ?」っていうのもありました。
――逆に、現地でのコミュニケーション方法が日本に帰ってきても抜けなかったりっていうのはあるんでしょうか。
それはないですね(笑)。でも、5年住んだ中で、最初の2年半くらいは帰らなかったので、日本に帰ってきた時にはこんなにも見え方が違うのかなって感じました。建っている建物も一緒なのに、見え方が違いました。
――英語はどれくらいの期間で習得されたんですか?
耳は最初に覚えてくれるので聞き取りはできてくるんですけど、それでも1年半とか2年半とか。喋る方では、5年目くらいでやっと困らずにコミュニケーション取れるようになったって感じですかね。人によって違うと思いますけど、最低5年くらいは住まないと普通に喋れないかなと思いますね。
――ニューヨークから帰国されて俳優のお仕事を始められることになったと思うんですが、このお仕事を始められるきっかけは何だったんですか?
ニューヨークに行く前からモデル業をやっていて、その時に今の事務所の方に一回お誘い受けたんですけど、ニューヨークに行くことは決めていたので、断ったんです。ニューヨークから帰って来た後にその方と偶然お会いして、また誘っていただいて。色々タイミング的にも運命的なものを感じて、やらないよりはやってみようかなと思ったので。
――以前はモデルで活躍されていて、お誘いを受けてから俳優に転向されたのはなぜでしょう。
モデル業は本業ではちょっと厳しいというか…。ニューヨークにいる時も帰ってきた時も、モデルもやりつつ普通に就職もしていたので。役者のお話をいただいて、新しい挑戦をするのにはいいのかなと思いました。
――英語堪能なので、日米合作の映画とかハリウッドも良いですね。
やりたいですね!
――期待しています!
はい(笑)。
――以前はモデルのお仕事をされていたということなんですが、ご自身のファッションではどんなスタイルが好きですか?
基本こだわりは全くなくて、本当にその時その時によって違いますね。周りの友達や先輩が作っているものを着ているので、自然とどんなテイストでも着るようになりました。
――この秋冬で注目しているファッションアイテムはありますか?
革ジャンとか、レザーものが欲しいですね。
――ちなみに女の子のファッションではどんなスタイルが好きですか?
女の子ですか…あんまり分かんないですけどね、ギャルみたいなのはあまり好きじゃないですね。ジーパンにコンバース履いているような、カジュアルなものが似合う人がいいですね。

――今後挑戦してみたいお仕事はありますか?
舞台をやってみたいですね。コメディの作品に出演してみたいです。
――プライベートで挑戦したいことはありますか?
海外に行きたいです。スペインかモロッコがいいですね。スペインは普通に遊びに行きたいんですけど、モロッコは生地とか洋服とか見に行ってみたいなって。
――そういう服飾の制作の方にも興味があるんですか?
そんなことはないんですけど…完全に趣味で、絨毯とかそういうのを見に行きたいなって。
――オフィシャルブログにアップされていた写真が雰囲気があって印象的でした。写真は趣味ですか?
写真は好きですねー。暇があればカメラを持って出かけます。植物、風景、何でも撮りますね。最近はポラロイドを撮ったりとか…ポラロイドってフィルムが高いんですよ。8枚で2500円とかするんですよ!
――もし機会があればフォトブックや写真集が出せそうですね!
機会があればやってみたいですね。
――ファッションや写真、音楽など、今後のお仕事に生かせそうな趣味が沢山あるんですね。
全部一緒に披露できる時があったらいいですね。
――最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
10月8日から放送開始のドラマ『パーフェクトブルー』ですが、シリアスな場面が多い中で僕は哲さんと面白可笑しくやっているので、僕らが出てきたシーンでは緊張感が和らぐかなっていう感じがしています。個人的な部分ではそういうところを見ていただければなと思います!是非ご覧ください。