
MANKAI STAGE『A3!』(泉田莇役)で注目を集め、‘24年にはミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」(ジフン役)への出演も決定している若手俳優・吉高志音の魅力が詰まった2024年1月始まりのカレンダーが、今年も発売された。
今回は、学生時代バスケットボール部だったという吉高が、躍動感あふれるスポーティーなスタイルに挑戦。本人がセレクトしたアクティブかつポップな衣装に身を包み、さまざまな表情を見せてくれました。また、自身も好きだという古着テイスト✕眼鏡のスタイリングや、まるで映画の登場人物のような雰囲気のスタイリング、触れたくなるような距離感とリラックス感がたまらないニットスタイルや、陽だまりの温もりが伝わるシンプルな白シャツスタイルなど、さまざまな衣装とシチュエーションで撮影。中でも、素肌✕黒ジャケットという大胆なスタイリングでは、甘く鋭い大人な表情を見せています。全6タイプの衣装を着こなし、新たな魅力を発揮している。
会見に出席した吉高は、カレンダーの出来栄えについて「自分のまた新しい一面が見れた印象を受けました」と話し、お気に入りのカットは「マスカットを持った黒いジャケットの写真なんですけど、それぞれ写真を撮るときに、役者だからかわからないですけど、その服を着ている人のことをイメージして色々撮らせていただいて。黒いジャケットの写真は素肌にジャケットを着たので、イメージとしてはパリコレとかのモデルさんをイメージして、そんな雰囲気で撮れたら良いなと思って、色々試しながら。その時だけモデルさんたちの気持ちになれたので楽しかったなって思い出もあったりして。あとはマスカットも実際に食べて、すごく美味しかったです!」と撮影を振り返る。
壁掛けとして使用できるだけでなく、32ページにわたる美麗写真を大判写真集として眺めることもできる仕様となっているが、「僕も実際に部屋に飾っているんですけど、より近くに僕のことを感じてもらえるのかなと思うので、手に取った方に感じていただきたいですし、SNSとかで見るのが、ページによって自分の部屋の雰囲気とかも変わってる方もいらっしゃって、月によって変わるからそれも楽しみ方なのかなと思います」と楽しみ方を解説。
今年のカレンダーで進化したポイントを聞かれると「自分でいうのもアレなんですけど……」と恐縮しながら「表情とか、少しなんですけど大人になったのかなって。今回は衣装とかも全部選ばさせていただいて、自分の好きな色というのが変わってきてるのかなと思いながら出来上がったカレンダーを見まして」と話し、「普段絶対着ないような組み合わせで、例えばバスケの写真では絶対にその服でバスケはしないだろうなと思ったんですけど(笑)、でもインパクトが強かったので自分的にはそれが良いなと思いながら、サングラスも映っているんですけど結構奇抜なサングラスをさせていただいたので楽しかったです」と、自らセレクトした衣装のこだわりを語った。
「撮影の1ヶ月前からずっと勝負の期間で、食生活とかもそうですし肌のケアとかもちゃんと気を付けて、塩分の多いものは取らないとか、”食塩相当量”というこの5文字にずっととらわれていましたね。なるべく油分の多いものも控えて、運動もして身体作りをして、あとは普段より高い化粧水よりパックを使ったりしました」と撮影に向けての努力も明かす。
1ヶ月も勝負の期間を設定すると誘惑に負けそうな日もあったようで「初めてから3日目ぐらいが大変でした。すごく食べたくなります。めちゃめちゃ濃いチョコレートケーキとか食べたくなります。でも我慢しました!」と笑顔を見せる。「実際にカレンダーの撮影でポテトチップスが出たんですけど、ポテトチップスを食べたのが本当に久しぶりで止まらなかったです。本当に美味しくて!この前もそれを買って年末に食べました。素敵な年末になりました(笑)」とエピソードが。
昨年12月24日には発売記念イベントを開催。その時に寄せられた声については「この1枚だけが好きっていうのが意外と無くて、それが嬉しかったですね。偏りもなく色んな僕のことを好きになってもらえたので、これから自分が表現するものももっと色んなことに挑戦して良いんだなと思いました。あと個人的に、母親は僕と同じ黒いジャケットが好きって言っていました(笑)」とコメント。
新年の抱負を聞かれると「役者としてずっと思っていることは、見ていただく皆さんの心にちゃんと届くものを、というのがあって。それを今年はより一層、心に届くものとは何なのかということをちゃんと考えていきたいですし、心に届くということは自分の中でも燃えるような、かつ、色に染まり切らない透明な心というか、それをもっと突き詰めていきたいなと思います。歌や絵を描くことも好きなので、色んな表現を絶えず挑戦していきたいです」と力強く宣言。
2月にはミュージカル『伝説のリトルバスケットボール団』が控えている吉高。「僕が演じるジフンという役は結構熱いキャラで、去年1回プレビューをやっているんですけど、今年の公演では熱いところもそうなんですけど、仲間思いなところがあるので、そこをもっとより一層高めて、それを表現としてどうやって見せて行けたら良いのかなというのを模索しながら、稽古に臨んでいけたらと思います。作品的にも今、伝えたいことが本当にたくさん詰まっているのでぜひ見ていただきたいです」と呼びかけた。
最後にファンへ向けて「今年もカレンダーを出させていただくことになりました。それもありがたいことで皆さんの応援のおかげです。色んな僕の姿を見ていただいて、それが皆さんの日々の心の拠り所というか、僕を近くに感じて一人じゃないってことを強く感じてもらえたら僕は本当に幸せなので、ぜひ今年も一緒に一歩一歩歩んでいけたらなと思います。これからもよろしくお願いします」とメッセージを送り、会見を締め括った。