本イベントは小関裕太自身5年ぶりとなる単独イベント。映像や舞台、バラエティーなど幅広い分野に挑戦し、様々な経験をしてきた「今の小関裕太」だからこそ表現できる「色とりどりな魅力」を共有して過ごしたいという思いからイベントが開催された。
5年ぶりの開催となったイベントのタイトル『colorful』について聞かれた小関は「色に例えると白黒のようなモノクロのような日々がずっと当時続いていて、少しずつでも色づけていこうと走っていた毎日」とこの5年間の振り返り、「まだ完全とは言えないかもしれないけど、色づきがより増してる日々な気がして、皆さんとお会いするこのイベントが色づいているものだったらいいなと思って、colorfulという名前にしました」と想いを語った。
1部のイベントを終えた感想を「(ファンの方と)直接お会いできる場所にしたかったので、それが叶ってすごく楽しかったし嬉しかった」とにっこり。
イベントで披露した歌については「温もりを大事にしながら作った楽曲」と語り、「また会う日まで、また会った時にお互い笑顔で会えたらいいね、全部嘘だったような日々にしたいねっていう思いで作った楽曲だったので、直接お届けてすごく嬉しかったです」と楽曲に込めた想いをアピールした。

さらに、ものづくりで挑戦したいことを聞かれ「役者として監督の目線はすごく気になる」と明かし、「監督にしてもプロデュースにしても、やるならばゆったりとした映画が好きなので、そういう作品を作りたい」と監督業に意欲を見せた。
続けて、誰に出演して欲しいか聞かれじっくり悩んだ小関は「満島ひかりさん、以前ご一緒させていただいてお芝居がすごく好きなので」と答え、「いつかディスカッションしたりできたらすごく嬉しい」と期待を寄せた。

この5年間の活動について聞かれると「予想外の役をいただくことが多かった」と語り「共感を得る役から共感を得ない役、賛否両論な役もたくさん携われたので豊かな5年間だった」と振り返った。
自身が来年30歳を迎えるにあたり理想の姿を聞かれ「ハンカチを持っている丁寧な30歳になりたい」とにっこり、「ハンカチって、1日1日使うから洗濯して、干して、アイロンがけして、みたいな。そこに時間を割いてるのって心に余裕がないとなかなか難しい。1つ1つの細やかなことに丁寧に向き合える30歳になりたい」と力を込めた。

最後に小関からファンの方へ「今回5年ぶりに個人のイベントを開催することができ、そしてたくさんの方に参加していただくことができて、とても嬉しく思います。会場だけじゃなく、配信でも見ていただけてるということで、この5年間の中ですごく感じたんですけど、自分を応援してくださる女性の方がお母さんになったとか、結婚しましたとか、報告を受けたりすることも多くて。そんな中、イベント開催されるけど子供を置いていけないっていう方の声もたくさん今まで聞いてたので、様々な方にも配信で見ていただけたんじゃないかなと思います。今回、この機会をターニングポイントとしてより色づいていく日々を願って、僕はもっともっと駆け抜けていきたいなと思いますが、またこんな機会があったら僕自身も嬉しいなと思いますし、その時にレベルアップできているように、より素敵な空間をできるように。そして、音楽なのか写真なのか、まだないアイデアがより広がって様々な方と面白いものを作れているかもしれないですし、楽しみにしてほしいなと思うので、ぜひまたお会いできますように。そして、一緒に駆け抜けていきましょう」とメッセージを伝えて取材会を終了した。