
原作は、さの隆の最新作『君が獣になる前に』(講談社)。⼈間の暗部をとことん抉る超話題作が待望の映像化を果たす。主演を北⼭宏光が務め、ヒロインを玉城ティナが演じる。
琴音(玉城)と姉妹のように仲が良い俳優で神崎(北山)と共に毒ガステロの真相を追い求めていく宮ノ森真由役を演じた鳴海。原作と脚本を読んで「率直に ハラハラして面白い」と思ったそうだが「やらせていただきたいって思う反面、生半可な気持ちでは挑めない作品」と続け、「自分にとってもすごく挑戦でした。今も挑戦し続けてるんですけど、ほんとに毎シーン毎シーン、緊張感を持ちながら、丁寧に作っていかないといけない作品」と語った。
自身の役について「誰かに見つかったり、誰かを見つけたり、驚いたリアクションを何回も撮ったりとか、誰かに追いかけられて1日中走ったりするシーンがあったりして私って何の仕事してたっけ?」と首をかしげながら「宮ノ森も俳優だったよな…みたいな感じで体を使うシーンがいっぱいあって大変でした」と撮影を振り返った。
ドラマにちなんだ『タイムリープするなら過去?未来?』トークでは恐竜が大好きという初公開?の趣味が飛び出す場面も。「ニューヨークの恐竜博物館に1人で行って見るぐらい好きなんですけど、自分が生きてない時代に行ってティラノサウルスが戦ってるのを自分が絶対に死なない安全が確保された機械の中で見たいですね」と恐竜愛を語る鳴海の姿に北山も「初めて知ったんだけど!」と驚きの表情。
さらに『獣のように貪欲になってしまうこと』を聞かれ睡眠と回答。「寝ることに命をかけたいタイプ。極力あったまって、お風呂浸かって足の裏にひんやりシートみたいなの貼ったり、アイマスクしたりとかなんかすごく徹底してます」と睡眠に対して貪欲な姿勢を打ち明けると北山から「健康そうだもんね。朝とかヨガやってそう」とツッコまれ笑顔。「全然寝れてない時は、不健康になるぐらいに寝ちゃいます。寝すぎも良くないです…」と反省した様子も見せていた。