本オーディションはアミューズが約6年ぶりに開催した大規模オーディションで、今回は創立以来初となる“ボーイズオーディション”として開催。
サブタイトルの『NO MORE FILTER』には、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたい、“フィルターは必要ない!”という想いが込められており、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けていないことも、このオーディションの特徴となっている。
この日は約8,000名の応募の中から選ばれたファイナリスト8名が集結し、特技披露やトークコーナー、スピーチタイムなどの最終審査に挑んだ。

グランプリ(THE KISS賞とW受賞)に選ばれたのは東京都出身の黄兆銘さん。
最終審査の特技披露ではロシア語とトランペットで『ルパン三世』を披露し会場を沸かせた。

グランプリを受賞し「ほんとに実感が湧かなくてパニックです」と驚きが隠せない様子も「心の底から自分の夢を叶えたいなと思ったのですごく嬉しいです」と喜びのコメント。
受賞の喜びを家族にはやく伝えたいと話し、続けて会場で見守っていた母親に向け「今日の夕飯はハンバーグが食べたい、それしか食べたくない」と好物の固いハンバーグをおねだりして笑顔をみせた。
最終審査会後に行われた囲み取材では、アミューズに所属してやりたいことを問われた黄さん。「俳優やモデルなどまだしたことない経験をしていきたい」と意欲をみせ、「自分が出てる雑誌を見てみたい」と将来の夢を語った。
さらに好きな芸能人に『出川哲朗』をあげると会場から笑いが。好きな理由を聞かれると「人生楽しそう、僕もこんな大人になりたい」と説明し、バラエティー番組にも興味をみせていた。

そのほか、準グランプリを西浦心乃助(ニシウラ・シンノスケ/14歳)さん、審査員特別賞を鈴木太士(スズキ・タイシ/18歳)さんが受賞。
また、会場には本オーディションのキービジュアルを務めた、鈴木仁、細田佳央太、新原泰佑、本島純政も出席した。