「LGBTQ+」「労働問題」「セクハラ」など社会課題に鋭く切り込んだ、テレ東では初となる“レズビアン”を主役にした復讐愛憎劇となる「チェイサーゲームW」。今作は、Season1では語られなかった樹と冬雨が別れた後から再会するまでの1年の空白期間、そして再会後の2人を軸に繰り広げられる様々な人間模様が描かれる。
前作から引き続き主人公・春本樹役を菅井友香、そしてもう一人の主人公・林冬雨役を中村ゆりかが演じる。共演にちせ、黒谷友香、菊地姫奈、花柳のぞみ、星野奈緒らが出演する。

続編が決定したことに菅井は「春本樹役を引き続き演じさせていただけること、本当に嬉しいです。作品を応援してくださる皆さんの愛のお力のおかげだなと感じています」と話し、続けて「このチェイサーゲームWが1人では初出演、初W主演の作品だったので、初めての作品がこうしてW2までさせていただけるって本当にありがたく奇跡のようだなと感じてます」と喜びを口にした。
さらに今作について「樹の過去も明らかになるので、その13年間にわたって16歳から28歳までの間を行き来しながら撮らせていただきました。その色々な状況、心情の樹をよりお届けできるかなと思うので、ぜひそこも楽しんで見ていただけるように頑張りました」と見どころを語った。
前作の反響について「SNSとかいろんなところで嬉しいって言葉をいろんな言語で送ってくださって私自身も励みになりました」とにっこり。「(前作放送後に行われた)ファンミーティングで2人のアルバムとかグッズとか自作のものをくださって、それを今回の撮影現場に持っていってお守りのようにして、喜んでいただけるようにと力が入りました」と振り返った。

W主演の中村と再共演したことに「また引き続きご一緒できて、本当に安心して、ゆりかちゃんを頼りにさせてもらって、今回はより台本を読みながら一緒に『ここは本当にこういう行動するかな?』とか話し合いながら進めることができて、監督とかスタッフの皆様も一緒に考えてくださって、そういう時間が作りながらできたことがまたありがたかった」と感謝を述べた。
すると司会者から「ゆりかちゃんって呼んでらっしゃるんですね」と指摘が。恐縮しながら「ゆりかちゃんと呼ばせてもらってます」と返答し、続けて中村から菅井を「ゆっか」と呼ばれてることが明かされると照れながらも「ゆっかと呼ばれてます」と笑顔をみせた。
撮影中は天候に左右されることもあったそうで「ちょっと寒いシーンがあって、お天気も早く沈んでしまって2人で凍えて寒いねっておしくらまんじゅうみたいにしながら温め合ってました」と仲良しエピソードを披露した。

最後に菅井は「いつも熱い応援やお声を届けてくださりありがとうございます。今回、チーム一丸となって可能な限り、できる限り、存分に楽しんでいただけるようにとベストを尽くさせてくださいました。スタッフの皆さんも共演者の皆さんも全力でお届けしています。皆様にありのまま生きていいんだって思っていただけるような作品に、物語になっているのかなと思うので、ぜひ毎週の楽しみにしてお待ちいただけたら嬉しいです」とコメントし会見は幕を閉じた。