「LGBTQ+」「労働問題」「セクハラ」など社会課題に鋭く切り込んだ、テレ東では初となる“レズビアン”を主役にした復讐愛憎劇となる「チェイサーゲームW」。今作は、Season1では語られなかった樹と冬雨が別れた後から再会するまでの1年の空白期間、そして再会後の2人を軸に繰り広げられる様々な人間模様が描かれる。
前作から引き続き主人公・春本樹役を菅井友香、そしてもう一人の主人公・林冬雨役を中村ゆりかが演じる。共演にちせ、黒谷友香、菊地姫奈、花柳のぞみ、星野奈緒らが出演する。

続編が決定したことに中村は「今回チェイサーゲームW2で林冬雨役として参加することができて本当に嬉しく思ってます」とにっこり。「Season2の方は、前作よりガラッとまた新たな人生を切り開いていくような形で、より深い2人の愛情が芽生えてる、そんな姿が描かれているんじゃないかなと思います。家庭の環境だったり、2人の関係性だったりとか、私たちの周りを取り巻くキャラクターの方たちとかも、ほんとに見どころをすごく満載にしてくださっているので、そういった部分も楽しみにしていただきたい」と期待を寄せた。
今作の役柄について「前作はパワハラ上司から始まったので、きつい印象から始まったけど、今作は甘々な感じの冬雨が多く見れるんじゃないかな。感情豊かな部分が多い気がしていて、そういったところも冬雨の可愛らしいところだなって個人的に思ってます」と説明。
さらに前作との変化を聞かれ「前作は結構赤を強調してたんですよ。赤リップだったり、赤いネイルだったりとか、それで強い女性を醸し出してたんですけど、今回は色を割となくして、口の色も普通のピンク色だったりとかナチュラルにしてて。あと感情の揺れがほんとに激しくて、嫉妬したりやきもちやいたり、泣いたり笑ったりとか喜怒哀楽の多い冬雨が今作では見れるんじゃないかな」とアピールした。

同じくW主演を務める菅井に対して「今作もご一緒できるということでより頼もしかったですし、何か困ったこととか、台本上で悩んだこととかがあれば2人で相談し合って監督と話し合ったりとか、そういった環境をお互い作れたからすごい良かった」と回顧。「現場入る前とかも結構ゆっか(菅井)の方から『こういうシーンどう思う?』とか自主的に相談してくれたりしてたんですね、そういう誠意のある瞬間がすごくかっこよく見えたし、一緒にできてよかったなって改めて感じました」と絶大な信頼を寄せた。
そんな菅井から「ゆりかちゃんはキメる時にキメられるすごい役者さんだなっていつも思ってるんですけど、それ以外のところでのギャップが結構あって、シーンの時にマイクを見えないようにつけてるんですけど、それを撮影の合間に『どっか行っちゃった!』って探してて、気づいたら足の裏にマイク貼ってて、その場でみんなと爆笑してます」と現場でのエピソードを暴露され照れ笑いを浮かべた。

最後に中村は「本当にありがたいことに、この作品を楽しみにしてくださってる方々が大勢いてくださっていて、私たちはそのおかげで今回Season2を励むことができました。今回この作品は大きなテーマになっていると思うんですけど、人生の選択だったりとか、私たちがその新たな人生を切り開いていくために、家族だったり、仕事だったり、色々過ごしていく中でこの当たり前の日々がどういうふうに送られていくんだろうっていうのも、このドラマはリアルを追求して描かれているんじゃないかなって思いました。なので、Season2ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者にメッセージを送った。