本書は、白石が25歳に撮影した節目となる作品。沖縄を舞台に、初の水着やホテルでのすっぴん&部屋着姿など、普段見ることのできない姿を写真に収めている。

タイトル『unveil(アンヴェイル)』に込めた想いを「いつも女優業では役を一枚纏っている状態なので、そういったものを全部取り払って本当の素の私をお見せできる1冊になっているのではないかなと思い、このタイトルをつけさせていただきました」と語る。
沖縄にて3泊4日で行われた撮影を振り返り、「台風が直撃するのではないかという日程だったんですけど、幸い1日目に雨が全部降り切ってくれて、あとの日数はすごく綺麗な青空で。雨が降ってくれたお陰で、初日の撮影も優しい柔らかい光の中で撮れたので、写真でもちゃんとそれが伝わっているかなと思いますし、色んなシチュエーションで撮れて良かったです」と満足している様子。
「写真集の撮影ってハードなものになるのかなと思っていたんですけど、沖縄の街の中を楽しみながら旅している感覚で、その中で良い瞬間をカメラマンさんが切り取ってくださっていたので、全部楽しかったんですよね。その中でもたまたま街で見かけた野良猫がいて、その猫ちゃんたちと一緒に写真が撮れたり、島の中で見つけた沖縄ぜんざいを食べられたり、そこで見つけたものたちが上手くピースとして当てはまって、すごくいい旅でした」と笑顔を見せる。

写真集の中でもお気に入りの写真は、鏡越しで振り向いているカットを挙げ、「背中の肩甲骨が綺麗に浮き出ているなというのと、現場でこの写真が撮れた時に『今の良いね』って盛り上がった記憶があって。私も鏡の中の自分と振り向いた自分の両方を見られてすごく好きな写真です」とコメント。ただ、実際肩甲骨は固い方だと話し、「固いなりに頑張りました。背中は撮影中も褒めてもらえたので、これからどんどん磨いていきたいパーツにはなりました」と意欲を高める。

また、すっぴんに挑戦した写真のページを見せながら「肌の調子は整えておきたいなというのはあったので、自分の体調面にあまり合わない食材はちょっと控えたり、スキンケアはすごく気をつけました」と話し、「すっぴんの中で自分が使っている眼鏡のカットもあって、それも撮ってほしくてお願いしたんですけど、眼鏡の自分を気に入ってくれている方がいるんだったら、そのカットもぜひ見てもらいたいです」と自身のこだわりを明かした。

初の水着に挑戦したことについては「今撮ってもらわなかったら次タイミング無いなというのがあって」と理由を話し、「すごく信頼のおけるチームの皆さんで今回撮影に臨めたというのもあって、水着も何着か着させてもらっているんですけど、水着のカットを撮り終わった後に、やっぱり水着で明日もう1回チャレンジしたいと思って、それを汲み取ってくださって。自分の意志でもう1回チャレンジしたいというのでスケジュールの中に入れてもらいました」と前向きに臨めたとのこと。
ボディーメイクで行ったことを聞かれると「お腹が見える衣装が何着かあったので、なるべく綺麗に腹筋のラインが出れば良いなと思って、腸活マッサージをめちゃくちゃしていました」とジェスチャー付きで説明。

「私のやりたいって思ったことを全部叶えてもらえた写真集になった」と話し、「100点満点中、120点です。自画自賛になってしまいますけどすごく良い作品を撮ってもらえたなと思っています」と言い切った。

イベント当日は、書泉ブックタワー・秋葉原の一日店長として、事前に写真集をご予約したお客様へ来店のご挨拶や、会場特設レジにてお渡し会を実施した。