本作は、今年2月に第49回菊田一夫演劇賞を受賞し、舞台での活躍に加え、映像話題作での好演も記憶に新しい柿澤勇人初の写真集で、主演作に挑み続けた怒濤の一年間の舞台裏に密着し撮影した、稽古中や本番前後の貴重なカット、そしてチャーミングなプライベートまで多数収録した一冊となっている。
デビュー以来初めての写真集を発売することに対して柿澤は「(写真集は)かっこよくて、キメキメなイメージしか持ってなくて俺なんかが写真集出してもほんとに需要ないだろうって思って1回断った」と暴露するも、続けて「でも1年間大きな舞台が3つ続くので、その舞台裏とか稽古場とか楽屋とかプライベートとかを1年間密着して、普段お見せできないところをあえて写真集にしましょうっていうコンセプトだったので、面白そうだねって言って快諾しました」と明かした。
完成した写真集を読んだ感想を問われ「舞台って自分で表情見たり体つき見たりってできない。3つの作品全部載ってる顔が役によって違うので、体つきも顔つきも役で変わるんだなってのがすごい印象的」と回答。「終演後の袖から楽屋に帰る道とかかなり良い表情してますね。1つの舞台を今日もやり終えたっていう顔は、我ながらいい表情してるなって思いました」と満足げな様子を浮かべた。

さらに、写真集には裸体のカットも含まれてるそうで「見せたいわけじゃないんですよ!裸体出すんだったらもうちょい鍛えとけば良かったなってちょっと思ってます」と回顧。お気に入りカットは裸体で撮られたシャワーシーンだと話す柿澤。「(楽屋のシャワールームで)マネージャーとカメラマンさんがもじもじして待ってるわけですよ。僕が嫌だって言えばもちろんなしですけど、いいよってその場で2人の前で全裸になって『早く撮って』って言ってさくっと撮ってもらいました。部室みたいな感じ」と振り返った。
最後に写真集の点数を問われ「100点です!僕1人じゃこういう写真集はできないですし、やりきって成功を収められた舞台だったんで舞台裏も含め追ってくれて、貴重なカット撮ってくれたんでもう100点しかないかなと思います」とアピールした。