
本作は地域医療が破綻の危機にひんしている街を舞台に、病院再建を期待された医者(‟D”octor)と、組織に忖度しないベテラン刑事(‟D”etective)が異色のバディを組み、社会からこぼれ落ちてしまった人々の起こす事件とその背景にある人間ドラマに医者と刑事それぞれの立場で向き合い、難事件を解き明かしていく完全オリジナル脚本のヒューマンミステリードラマだ。
会見には主演の藤木直人、寺島進、早見あかり、前田拳太郎、大塚寧々が登壇。
本作で経営破綻の危機を立て直すべく城斉市民病院に赴任した外科医・紙子良を演じる藤木は「今回の作品が医者役として9作品目になりました。他局で申し訳ないんですけれども、某ナースのお仕事では研修医から始まったんですけど、院長まで上り詰めました」と挨拶。役の見どころを「口癖が『一応、医者なので』っていうのが口癖。それが第1話で6回も出てきて、どういう風に違いを出していくか表現するか、そこに紙子の思いを乗せようと頑張って演じてた」と話すが、「1話繋がったのを見たら3つカットされてました」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。
そんな藤木演じる紙子とバディを組むのは、クセ者ベテラン刑事・弓削文平役の寺島進。初共演の印象を聞かれた藤木は「厳しい中にも優しさがある方なのかなって勝手に思ってたんですけど、ご一緒したら優しさしかなかったです」とコメント。寺島は「本当、かっこいいな、2枚目ってこういう人なんだなと思った」と言い、「違う意味でかっこいい寺島が加わったら、これ最強だな。目標はフランスのボルサリーノなんですよ。アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドで」と世界に通用するバディ感をアピールした。
ドラマタイトルにちなんだ質問コーナーも行われ、ルービックキューブが得意な藤木には『1日中ルービックキューブができることになったら、このメンバーの中の誰と一緒に楽しみたいですか?』という質問が。
藤木は「質問が強引すぎますよ」とツッコミしつつも、消去法で“早見”と回答。「寺島さんと寧々さんはルービックキューブに興味を示さないと思って、拳太郎くんとあかりちゃんかなと思ったんですけど、早見さんはお酒めちゃくちゃ詳しくて食べることも大好きなんで、美味しいお酒を飲みながらご飯を食べながら、ルービックキューブができたらいいな」と願望を明かした。
会場ではルービックキューブの腕前も披露。わずか数秒で全面完成させて拍手が沸き起こった。
最後に藤木は「今回、筋書きが面白いドラマだと思ってます。そこにいかに僕たちが肉付けするかっていうことがテーマだと思って日々頑張って撮影してます。少しでも多くの人に届く作品になってくれたらいいなって思います」と話し、続けて「来週の21日が僕が受けたファイナンシャルプランナーの結果が出る日なんですけど、DDも金曜オンエアで数字が出るのが21日なので両方ともいい結果だといいな」とと期待を寄せた。