
200年の時を超えて愛され続けている『八犬伝』はこれまでマンガ・アニメ・映画・舞台・歌舞伎と幅広く創作され、時代を超えて多くのファンに愛され続けている。そんな熱いファンの想いに答え原作ファン総勢約60名が集結する原作ファンイベント特別試写会が開催。ゲストとして乃木坂46の元メンバーでタレントの高山一実と曽利文彦監督が出席した。
『八犬伝』の舞台・館山市がある千葉県南房総市出身で、2015年には観光大使にも就任した高山は「私は伏姫籠穴という八房と伏姫が籠ったとされる籠穴の近くの学校出身なんですけど、『八犬伝』ってどういう話なんだっけ?って友達に聞いたら、みんな『えーと…』ってなっちゃう」と断片的にしか知らなかったと言い、「知りたいけど、どうやって知ったらいいかっていう風に生きてたので、今回映画になるとお聞きして、その絶好の機会をいただきありがとうございました」と曽利監督に感謝を述べた。
すでに試写会で映画を観た高山は感想を聞かれ「贅沢な時間でした!」と大絶賛。映画が始まる前に曽利監督から「長い作品ですよ」と言われたそうだが「もうめちゃくちゃあっという間でずっと楽しかったです!絶対地元のみんなに観てって言おうと思ってもう布教活動させていただいてます!」と興奮冷めやらぬ様子をみせた。
さらに“虚”パートに出てくる八犬士の中で推しを聞かれた高山は悩みながらも「すごく犬が好きなので、八房推しで」と告白した。
会場では、映画『八犬伝』主演の滝沢馬琴役の役所広司、クイズ王・伊沢拓司、そして原作小説を手掛けた山田風太郎氏のご親族から『八犬伝』クイズが出題された。今年7月に東大発の知識集団『QuizKnock』のメンバー・ふくらPと結婚した高山は「旦那はクイズ得意なんですけど、私はむしろ苦手なので、ちょっと皆さん頑張りましょう!」と盛り上げた。
すると2問目、伊沢からの問題にヒントを貰いながらも見事正解した高山は「待って…当てちゃった?やったー!ごめんなさい!」と混乱しながらも喜びを口にした。
最後に高山は「壮大で映画ならではの魅力がたくさん増している八犬伝になっていると思います。映画を観てさらに八犬伝が詳しく知りたいなと思われた方は、ぜひ館山の方にもいらしてください。スタンプラリーとかもされているみたいなので、私も地元に帰った時に行ってみようかなと思います」と地元アピールをして笑顔をみせた。
映画『八犬伝』は10月2日(金)より全国ロードショー!