
本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が・・・事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。
これまでに、広瀬演じる主人公・山下心麦とともに事件の真相を追う弁護士・松風義輝役に松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役にリリー・フランキーが決定している。
このたび本作に、磯村勇斗の出演が決定した。磯村のTBSドラマへの出演は、2024年1月期の金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』以来1年ぶりとなる。
2024年、第97回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞、エランドール賞新人賞、第47回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など名だたる賞を総なめにし、主演映画も公開されるなど、今最も旬な俳優の1人と言える磯村が演じるのは、雑誌「週刊ジダイ」の記者・神井孝(かみい・たかし)役。春生が殺された事件の直後に心麦の前に現れ、心麦の身辺を土足で嗅ぎ回る厄介な記者。遠慮のない挑発的な物言いがデフォルトで、「地獄に堕ちてでも知りたいことがある」と語るほどの執念で真実を追求する神井は、目的のためなら手段を選ばず、強引な取材や無粋な駆け引きもする。
神井が春生の事件を追い、心麦にこだわる理由とは一体何なのか。神井は事件の真相をどこまでつかんでいるのか・・・。心麦の運命を大きく左右していく重要人物・神井の真の目的とは?
金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は2025年1月スタート。
<神井孝役:磯村勇斗 コメント>
イチ視聴者として「この人が、これをしたの・・・?」「えっ、犯人じゃないの・・・?」と脚本を読む手が止まらないほど楽しんで読みました。おそらく観てくださる皆さんも同じような感覚になるのではないでしょうか。その中で僕が演じる神井は、広瀬すずさん演じる主人公とその周りをずっと追い続けている週刊誌記者。しっかりとした芯を持っていますが、ミステリアスなところもあるので、蛇のような人物だなと感じています。普段は撮られたり追われる側なので、その立場に自分が回ると考えると非常にワクワクしています(笑)。