
テレ東の深夜ドラマとしてシーズン10作にわたりお届けしてきた松重豊主演の「孤独のグルメ」。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマだ。放送開始から12年目を迎え、11作目となる今回は井之頭五郎としてドラマ「孤独のグルメ」と向き合ってきた主役の松重豊自身が構想、企画発案。その名も「それぞれの孤独のグルメ」。誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べるという幸福な孤高の行為は、誰しもに平等に与えられる至福の時間。そんな時間を性別、年齢、職業、それぞれの環境でそれぞれが、自由に“孤独のグルメ”を楽しむ多彩なゲストを迎え、それぞれの物語として描く、オムニバスグルメドラマとなっている。
本シリーズでは、多彩な出演者たちがドラマを盛り上げ、様々な職業の人々がそれぞれのシチュエーションで思い思いの独りメシを楽しむ姿が描かれてきました。そして、なぜかその場に偶然居合わせる井之頭五郎(松重豊)もセルフ食堂の朝ごはん、焼き肉、大人のわんぱくお子様ランチ、サウナ飯、餃子などをいつも通り、自由に満喫する姿で、相変わらず視聴者の腹を鳴らします。
いよいよ最終話を迎える「それぞれの孤独のグルメ」第12話のゲスト主人公として川原和久の出演が解禁!今回、川原が演じるのはタンカー船船長の中町洋介。長い航海中、船内の食堂では若い船員たちに好まれるとんかつやグラタンなどのメニューが多く胃疲れを感じていた中町は、久しぶりに船を降りた横浜で胃に優しい食事を求め、新人の頃、船長に連れて行ってもらった店を訪れる。年の瀬に中町が選ぶ港町メニューとは?一方、仕事納めの井之頭五郎(松重豊)は、そのアポまでの時間で食事をすることに。
<コメント>
■川原和久/中町洋介役
Q. 「それぞれの孤独のグルメ」へのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください。
お話を頂いた時、正直どうしたものかと悩みました。というのも私、少々苦手な料理や食材があり、まぁ平たく言えば好き嫌いが多少あると言いますか、その上小食で食べるのが遅い!食べる量やスピードは頑張れるが、苦手なものを飲み込めるのか、しかも美味しそうに。後日、送られてきたメニューを見て、喜んでお引き受けさせて頂きました。
Q. 井之頭五郎(松重豊)との共演はいかがでしたか?
松重君とは40年ぶり位ですかねー。当時、お互い小劇場演劇というカテゴリーで活動してて、顔見知りでした。私の記憶が正しければ、東京に出て来て初めて見上げた男が松重豊でした。デカっ!それは西武池袋線の電車の中。つり革を持ちながら。それが初めて話した時だったのか、見かけただけかは定かではありませんが。
Q. 楽しみにしている視聴者へのメッセージ
おそらく人生で初めて、料理をムシャムシャガシガシ凄い勢いで美味しく頂きました。もうそれはそれは満腹の極みです。同学年の松重君は更にその上手を行く天晴れな食いっぷり!お見事!
楽しんで頂ければ幸いです。