
本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が・・・事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。
これまでに、広瀬演じる主人公・山下心麦とともに事件の真相を追う弁護士・松風義輝役に松山ケンイチ、 殺された心麦の父・山下春生役にリリー・フランキー、心麦の運命を左右する週刊誌記者・神井孝役に磯村勇斗が決定している。
このたび解禁となったポスタービジュアルの中央には、主人公・心麦と、バディを組む弁護士・松風の姿が。大好きな父の死の真相を追う中で、傷つき苦悩する心麦の切なげな眼差しが印象的だ。それとは対照的に、ジャングルを想起させる不穏な木々の間に佇むのは、本作の軸となる“現在”と“過去”2つの事件の関係者たち。中には、大きな葉に顔を隠された“正体不明”の人物も・・・。一体彼は何者なのか、2つの事件にどのように関わっているのか? 次々と現れ、まさにジャングルの奥深くへ誘うかのごとく心麦と視聴者を惑わしていく怪しく危険な事件関係者たち、そして近日公開となる“正体不明”の人物の続報にも期待したい。
本作を動画配信サービス「U-NEXT」と「Netflix」で国内配信することが決定。さらに「Netflix」では国内で配信後、順次世界各国にて配信が決定している。
また、民放公式テレビ配信サービス「TVer」と「TBS FREE」では無料見逃し配信も予定している。
■第1話あらすじ
カップルや家族連れが行き交い、街が華やぐあるクリスマスイブの夜。
大学生の山下心麦(広瀬すず)は2人きりの家族である父・春生(リリー・フランキー)と、なじみの屋台のラーメン店で肩を並べてラーメンを食べていた。「クリスマスなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、気恥ずかしいながらもささやかな幸せを噛み締める心麦。
しかしその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃え盛る我が家と春生の訃報だった。
最愛の父を失い茫然自失の心麦だったが、春生の殺害犯は早々に逮捕される。その人物は、春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳)の息子だという。春生がそんな事件を担当していたことを初めて知った心麦は、突然の事態の進展に実感が湧かないまま、いつものラーメン店を訪れ、店主の染田(酒井敏也)から春生が残した一通の手紙を受け取る。するとそこに書かれていたのは、力郎の息子を含む複数の人物の名前と、その者たちに容疑がかかった場合、それは「冤罪」だとする記述で・・・。