
本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』とスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品が原作となり、人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>が日本映画最大のスケールで描かれる。12月13日(金)に公開を迎え、12月22日(日)までの公開10日間で観客動員数128万人、興行収入17.5億円という好成績を記録。
本作がメガヒットしたことに永野は「素直に嬉しいです。たくさんの方に見ていただけるように、撮影期間みんなで頑張ったものをこうして認めていただけたような数字として出てくれるとすごくホッとする気持ちがあります」と心境を吐露。佐藤は「誇らしいですね。自分たちが愛した作品を皆さんにも愛してもらえることがすごく嬉しい」と喜びを口にした。
この日、お互いに赤血球と白血球を模した赤と白の衣装で登場した永野と佐藤。
永野の衣装を見て佐藤は「衣装合わせされましたよね。その時点では全部赤で着てるから、真っ白にしなきゃと思って、今日真っ白にしたら、黒(の靴)履いてらっしゃて」と不満そうに指摘すると永野は「爪もうっかり赤にしちゃったから、さすがにちょっと赤すぎるかなと思って…大丈夫!似合ってます、今日もかっこいいですよ」とフォロー。茶色のスーツで登場していた阿部はその一連の流れを聞いて「ぼくべつにうんこ(役)じゃないですよ?」と発言し会場を笑わせていた。
MCからクリスマスの予定を聞かれた永野は「健さんと4D観に行きます、人生初4D」と発表すると佐藤は「揺れたり、水とか空気出てきたり、匂いがしたり、めちゃくちゃ面白いんですよ、ちょっとお連れしないとなと思いまして」とコメントした。
そして、今年も残りわずかということでどんな1年だったか聞かれた永野は「今年は25年間生きてきて1番充実してました」と回答。「お仕事する時とプライベートの自分の時間とかすごくバランスよく取れて、1人旅もいっぱいいきましたし、すごいインプットする時間もたくさんあったので。すごい充実したなって思います」とにっこり。MCからやり残したことを聞かれると「ない!」と即答した。
佐藤は「普通です。良い意味で」と話し、「毎年皆様のおかげで素晴らしい年になってますから。今年も、例年通り。本当、いつもありがとう」と感謝を述べた。
イベント終盤では、永野と佐藤がお互いに感謝を伝える場面も。
佐藤は「女優さんってお芝居が素晴らしいのは当然求められることだし、間違いなく必要な能力なんだけど、そこ以外でも存在の仕方、例えば舞台挨拶での居方、現場での待ち時間での居方、バラエティ番組の居方っていうのが、本当にお芝居をすること同じぐらい大切なんだっていうのをすごくあなたを見てると思わされる。存在してるだけで周りの方を喜ばせる人ってやっぱいないなと思ってて。だから、そこがあなたのほんとに素晴らしい、とても魅力的なところだし、それを今回、いろんな宣伝とかで間近で見させてもらって、僕はとても幸せでした」と話し、本作で演じた役に合わせて「立派になったな」と称賛した。
対して、永野は「思ったよりもしっかりコメントしてくれちゃったもんだから、どうしようって思ってる」と前置きしつつ「朝ドラで、健さんとご一緒した時は、絶対的にいてくれなきゃいけない存在だったんです。そして、赤血球にとっても白血球さんはいてくれなきゃ困っちゃう存在で。なので、私からすると、いつもご一緒するときはいてくれなきゃいけない人なんです。現場でもそうですし、いろんなところで番宣させていただいたり、取材を受けさせていただいてる時も、健さんがいてくだされば大丈夫って私自身も思うんです。なので、これからも一緒にいてください」と照れ笑いを浮かべていた。