
本作は、初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、事件を得意の将棋になぞらえて解決する完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマを描く。
主人公・天童竜美を上白石萌音、竜美のバディとなる弁護士・歩田虎太郎を高杉真宙、竜美の母親・天童香澄を和久井映見、竜美の父親・天童辰夫を田辺誠一、「歩田法律事務所」のパラリーガル兼経理・乾利江を小林聡美が演じる。
作中で演じた役と共感する部分を聞かれた高杉は「パニックになったら物事が全然見えなくなる感じとかはちょっと似てる。あと、変なところで図太いところとこも」と似てる箇所をあげるが「弁護士になるような努力のところとかは、ちょっなれないなって今回特に思いました」と自己分析すると、上白石も「私もです…」と深く頷いていた。
次いで、竜美(上白石)の父親を演じる田辺は、ストーリー上では娘と虎太郎(高杉)と距離が近いと心配でドキドキしていた役と振り返るも「真宙くん、すごくいいんですよ」と高杉を絶賛。「お父さんとしては心配だけど、田辺さんとしては娘の婿に」とオファーをかけると高杉は「ありがとうございます!」と白い歯をのぞかせた。
そんな田辺と和久井との家でのシーンを上白石は“オアシス”だったと話し「台本読んでるし、現場でも見てるのに、映像を見て声出して笑っちゃいました」と明かした。
会見後半では、2025年の漢字を1文字で発表するコーナーも。
高杉は『自』の1文字を披露。「20代も本当に最後なので、自分のことを考えるのをそろそろ締めくくりにできるように自分についてもっと知って、人のことを考えられるような人生を生きていきたい。自分と向き合うような1年にしたい」と意欲をみせていた。