本作は、福島12市町村(※)を舞台にした実在する12名の移住者たちに着想を得た1話完結のオムニバスドラマ。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に⾄る姿や、福島12市町村(※)の⼈々との交流を通じて成⻑していく様⼦を、各話趣向を凝らしてユーモアと希望を込めたストーリーで描かれる。
(※)福島12 市町村…東⽇本⼤震災の際、東京電⼒福島第⼀原⼦⼒発電所の事故に伴う避難指⽰の対象となった⽥村市、南相⾺市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、⼤熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村を指す。

佐藤は第1話で、南相⾺市で馬術競技をメジャーにすべく地域の理解を得るために奮闘する中村優神を演じる。
モデルとの共通点を聞かれた佐藤は「ダンスを始めた時にEXILEに衝撃を受けて、『絶対にEXILEになるんだ!この5年以内に』と自分の中に目標を掲げて上京していた当時の自分とすごく似ていて、共感できる部分しかなかった」と回顧。また、撮影を通して馬に乗る才能を褒められたと話す佐藤は、福島に移住するとしたら「馬のスクールを手伝いたいです」と願望を明かした。

本作は、全ての撮影が福島12市町村で行れた。現地で感じた印象について佐藤は「南相⾺市はおもてなしの町」と答え、撮影で厩舎を訪れた際に「馬に音楽を聞かせるんだってずっとLDHの曲をかけてくれたり、お菓子をくれたり、厩舎で作ってる馬のグッズをプレゼントしてくれたりとか、ご自身もやらなきゃいけないことがその日たくさんあったにも関わらず、ずっと僕のことを気にかけてくれて、常におもてなしをしてくれた」と感激した様子をみせていた。

記者会見には、各話で主演を務める駿河太郎(46)、東京03・豊本明長(49)、渋川清彦(50)、北乃きい(33)、本田響矢(25)、青木柚(23)、大友康平(69)、小西桜子(26)も出席した。