3月18日より13日間にわたり、阪神甲子園球場にて第97回選抜高等学校野球大会が開催される。開催にあたり、毎日新聞社は出場各校および全32校の校名を紹介する「センバツ応援ポスター」を制作。「応援イメージキャラクター」に、オスカープロモーション所属のタレント・大角ゆき、ディランが起用された。本施策は85回記念大会からはじまり、今回で13回目となるが、イメージキャラクターに2名起用されるのは初めてとなる。ポスターでは大角、ディランが同じ学校の生徒として野球部を球場で応援する様子を表現。

記者会見では大角とディランが制服姿で登場し、「センバツ応援ポスター」をお披露目。

完成したポスターを見た大角は「撮影の時に実際に『頑張れ!』と声を出して応援しながら撮ったので、声が伝わるような良いポスターになったかなと思います」と話し、応援イメージキャラクターに選ばれた感想を「甲子園という大きな舞台で応援イメージキャラクターとして立ち会えることをすごく嬉しく思っています。当日現地に行って、たくさんの高校生と一緒に応援できるのがとても楽しみです。すごく貴重な経験だと思うので、一瞬一瞬を楽しみたいと思います」と語った。

「今まで歴代女性が務めていたこのイメージキャラクターに、初めて男性第1号として選ばれてとても光栄に思っています」と喜びを見せたディランは、「僕の学校は私服なので、同じ制服を着て撮るということで一体感を感じたり、力が入って本当の試合を応援しているかのような感覚で撮れて、それが表されているポスターになってすごく良かったです」と笑顔を見せた。

ポスター撮影時のエピソードについて、大角は「(ディランとは)会ったのが初めてだったんですけど、すごく和気あいあいとして楽しい撮影になりました」と振り返り、「同年代ということもあってすごく話しやすくて。私もおしゃべりが好きなので、ディランくんも積極的に話してくれて、仲良くなれて良かったなって思っています。待ち時間とかもすごく色々話してくれて、退屈な時間がなかったというか、話していない時間が無くて、1日を通して楽しかったですし、もう撮影終わっちゃったの?っていうぐらい一瞬でした」と楽しく撮影できた様子。
ディランも「仲良くなれた理由の一つとして思うのが、テストが近くて二人とも焦っていたので、話し合ったりして楽しく過ごせたんじゃないかなと思っています」と語り、「風が強くて、太陽がすごく出て、雲のない空なんですけど、暖かく楽しく撮れて、今でもちょっと恋しいです」と想いを馳せた。

野球の印象を聞かれると、大角は「野球は当日だけではなく、一人一人の今までの努力が積み重なっているスポーツだと思うので、選手一人一人に注目していきたいなと思います」と答え、「新体制になってすぐの大会だと思うので、それぞれの高校の団結力とかを見られるのがすごく魅力的だなと思います」と選抜大会の魅力を語った。

対するディランは「日本でもアメリカでも野球というのは僕の近くにあったので、観戦することも多くて、すごい親しみを感じています。野球はチームプレーの競技だと思うので、そういうところも見て応援していきたいと思っています」と話し、選抜大会については「僕は関西出身なので、甲子園がすぐそこにあるという感じです。姉が好きで連れて行ってもらったりしているので、見に行くことも多いです」と身近に感じているようだった。

最後に、選手へ向けて大角から「選手の皆さんにとって、今まで努力してきた結果が最大限発揮できるような素晴らしい大会になるように私たちも一緒に精一杯応援させていただきます。当日は私たちが計り知れないほど緊張すると思います。その時は自分たちの高校の応援席を見てみてください。きっとパワーをもらえるはずです。32校の皆さん、頑張ってください。応援しています!」、ディランから「選抜大会に出るというのは素晴らしいことだと思うので、精一杯プレーをして、悔いのない試合をしてほしいと思っています。応援しています!」とそれぞれメッセージが送られた。

「センバツ応援ポスター」は、出場校名、大会の開催概要などを明記し、大会を応援・紹介する内容なり、2月下旬から、大会終了までのおよそ1か月間にわたって、順次、各出場校の地元をはじめ全国的に配布・掲示される。