
今回解禁される2025SSシーズンテーマは、「BEYOND THE LINES」。これまで、こだわりのモノづくりから生まれる“本物”を提供し続けてきた『D’URBAN』が、55周年という節目に、さらに新しいステージを目指していくという想いが込められている。『D’URBAN』が、仕事とプライベートを大切にする理想的な男性像を求める中で、向井の仕事への情熱や、「食」や家族との時間を大切にする姿が、まさにブランドの描く理想的な男性像として起用の決め手に。
そんな向井は、意外にもモデル業に初挑戦だったそうだが、俳優として演じる役柄はもちろん、プライベートにおいても子どもの行事に参加する際など、普段からスーツを着用する機会が多いこともあり、難なくスーツを着こなしていた。着用スーツは、今回の撮影用のため向井仕様にカスタマイズされたオーダーメイド。向井自身も、そのフィット感にかなり満足した様子。そんな向井は、仕事でもプライベートでもスーツライフを楽しんでおり、かなりの“スーツ通”であることが判明。「足し引き」を心がけながら、スーツ選びにはこだわっている様子がインタビューからも伺えた。
さらに、向井は「MADE IN JAPAN」へのこだわりも強く、日本製にこだわる『D’URBAN』のスーツ作りには大きな共感を寄せ、『口に入るものにはこだわりたい』という向井は、自宅では意外な調味料を自家製で作るほどのこだわりっぷりを見せた。
スーツモデルに初挑戦した向井の意外な一面を見られるメイキング映像にも注目だ。
<向井理 コメント>
Q) D’URBANのスーツを着用されてみて、いかがでしたか?
やっぱり今着ているスーツは、一番王道のものですし、ビジネスシーンで使うことも多いだろうなと思いますけど、やっぱり既製品と比べて、フィット感ですよね。ストレスがまずないっていうことが、一番着ていて思うところで。そこは、型を取ってもらって、採寸していただいて作っていただいたからこそ、自分にすごくフィットしている。動いていてもどこかがつったりとか、そういうことって当然あると思うんですけど、特にこのオーソドックスなものに関しては、きつすぎず、緩すぎずというところで、これはやっぱり実際、採寸して作っていただかないと感じられない、ストレスのなさっていうのがやっぱり一番感じるところです。
カジュアルなものは、少しゆったりできているので、ビジネスだけじゃないところでも、気分を変えてセットアップでという時とか、カジュアルのシーンでも使えるぐらい割とゆったり、着心地としてもそんなにルーズになりすぎず。だから本当に、やっぱりストレスのなさっていうのを一番感じますね、どちらも。
Q) D’URBANのスーツは糸からこだわり、重厚感と光沢感をも両立させていますがそちらについてはいかがですか?
やっぱり立体感も増すような気がしますし、それって着ている人間としては気持ちも上がりますし、商談の時であったり、戦う服にもなったりすると思うので、そういう時に気を引き締めてくれるものだと思います。あと、糸から作ってオリジナルということって、あまり知られていないと思うので、それはもっともっと知っていただければ、より一層、手に取ってもらえると思いますね。だからこそ、自分のオンリーワンのものができると思うので、やっぱり出来上がった時の愛着っていうのは全然違うのかなと思います。
Q) 俳優として役柄でスーツ着用の機会も多いかと思いますが、広告キャラクターとしての撮影はいかがでしたか?
増えましたね。スーツを着る役柄っていうのも。いつもはキャラクターとか、あえてこういう職業だったらこういうのを着てるイメージが多いよねとか、銀行員だったり弁護士だったり。その職業によって、スタイリストの人や衣装部の人と一緒にスーツを選んでいるので、今回はそういう意味で役柄とはまたちょっと別のところだったので、すごく新鮮でした。モデルというものをやったことがないので、とても新鮮にやらせてもらっているなと思っています。
(衣装でモードが切り替わるというか、役柄になりきるということがあるんでしょうか?)
衣装とメイクがほとんどですね。僕の場合はそこでキャラクターを作り上げてもらっている感覚が多いので。それはスーツだけではなくても、カジュアルなところでも、いつもバシッとスーツ着てる人が、普段はラフな格好してるっていうことでキャラクターが出来上がったりもするので。声を変えたり、表情を変えても、やっぱり衣装を変えるのが一番、視覚的な情報としては大きいので、衣装選びの時はいつも一番意識してるところで…だからスーツは、分かりやすい情報を提示することもできますし、着ることによって、自分もそういうモードに入ることができるので。お芝居する時にすごく助けられるところであり、一番ミスしちゃいけないところという意識で、いつもやっています。
今日は、場所も、オフィス街でやっているから…カバンとかはなかったので、またちょっと演じるとは違う、本当に広告のキャラクターだとは思いますけど、やっぱり自分も一応、会社員だった時代はあったので、もしそういうところで働いてたらこういう感じなのかなとか思ったりしながら。あまりいい意味で浮かないでいけたらいいなとは思いましたね。
Q) 普段はどういったシーンで、スーツを着用される機会が多いですか?
フォーマルな場所というのは、どういう職業の方でもあると思いますけど、やっぱり家族の学校の行事とかですかね。いろんな行事がちょっと今年は続いていたので、そこでの衣装じゃないですけど、自分でどのスーツがいいのかなっていうのを考えたりだとか。あと偉い方に会うときに、失礼のないようにという意味では、割とフォーマルなところで着ることが圧倒的に多いですね。カジュアルの時のスーツとしてセットアップはありますけど…ネクタイを締めてというのは、やはりフォーマルなところ用にネクタイも選んでるところが多いですかね。
自分でお芝居する時に、スーツのネクタイの結び方で、役職とか年代を表現しようと思うことが多くて。ディンプルを作るとか、シングルからダブルにするということで情報量を増やすということを意識しているので、着方もそうですし、じゃあスリーピースにするのかダブルを着るのか、そういうTPOに合わせながら。年齢的にももう40過ぎているので、ディンプルつけても不思議じゃないだろうし、かといって、あまり自分が主役じゃない行事の時は目立ちすぎずというところも考えて。だから割と楽しんでやっているほうですかね。どうしようという悩みよりは、こういう場所だったらこういう方がいいなとか、これはちょっとトゥーマッチだなとかをいつも着る時は考えていますね。
Q) D’URBANのスーツは「MADE IN JAPAN」も一つのポイントですが、『日本製』にどのようなイメージを持たれていますか?
やっぱり日本人ですし、日本で生まれ育って生活している以上は、日本のものをなるべく取り入れたいという意識は常にあって。それは食べ物とかもそうですけど、なるべく国産のものをというのは日頃から考えていることで、やっぱり口に入るものは体を作るものなので、それで体重の上限だったり、キャラクターも変える時に食べ物から意識するので。そこで一番大事なのは、日本製というか、「MADE IN JAPAN」であったり、日本で採れたものというのを日頃から意識はしているので。そういう意味で、D’URBANの作り方も、糸からというところだったり、割と自社工場があっても、海外でという衣服の会社が多い中で、ちゃんと国内で作っているということも、それはどこで作っても同じっていう人もいるかもしれないですけど、やっぱりそれは日本人の人に作ってもらいたいと思うし、それで一つ仕事もできるわけですし。いろんな意味で「MADE IN JAPAN」というのは、自分だけじゃなくてそれに関わる人たちにとっても、経済的なことも含めて、とても重要なことだと思っているので。そこは服とか食べ物とか、「MADE IN JAPAN」というものは注目するようにしています。
Q) デザイン性のあるD’URBANのスーツは高級感と気品があり、ビジネスシーンでもプライベートでも存在感を放つ1着です。D’URBANのスーツを着て、行ってみたい場所はございますか?
フォーマルな食事会もいくつか入っているので、やっぱりD’URBANさんだと、「どこのだろう」と思ってもらったりすると思うので、そこで個性も出せるでしょうし。あまり出過ぎず、でもよく見たら珍しいねって思ってもらえることだったりとかもあると思うので。逆に、スーツを着慣れている人に「なんだこれ?」と思ってもらったりとか、そういうの着てるんだねって言われることもきっとあるでしょうし。だからあんまり1人でどこかっていうよりは、むしろ人の目に触れる場所に行った方が効果的なのかなと思います。
Q) D’URBANは「日本人の体形に合う」「上質なスーツ」「国内生産で追求する」という徹底したこだわりがありますが、向井さんが「これだけは譲れない!」と考える“こだわり”はございますか?
真面目に仕事するということですかね。当たり前のことなんですけど、本業というか、お芝居をする上で必死にならなきゃいけないと思いますし、誰よりも台本を読んでる自信も、読み込んでいる自信もありますし。そこは、お金を1円でもいただいてる以上プロだと思っているので、適当ということが一切ないように。だから逆に根詰めてやるからこそ、1年中できないなと思ったりもしますし。だからこそ、一つ一つの仕事を丁寧にしていくということが、先々につながるものかもしれないですし、そこで手を抜くと返ってくるのは自分なので。そうならないようにという意識は常に感じながらやっています。
プライベートでのこだわりは、旬のものを食べるようにしていますね。魚も、カツオはこの時期とこの時期、初鰹と戻り鰹だからとか。1年中置いてあるとは思うのですが、季節を感じるという意味でも、それは子どもたちへの食育にもなると思っていて。旬のものがやっぱりおいしいですし、栄養価も高いので。それは野菜もそうだと思いますけど。四季を感じるろいうことが大事じゃないかなとも思いますし、それが後々、子どもたちにも影響してくると思うので。1年中あるから1年中食べるということではなくて、旬の時期においしくて栄養価のあるものを食べようというのは、家族の中では決まり事としてこだわっています。あと、裏の表示を見るようにしていますね。なるべく不純物のないようにというのは考えています。そういうところはやっぱり、体を作るすごく大事なものなので、口に入れるものは。そこは妥協したくないなといつも思っていますね。だから、味噌とか麺つゆとか塩麹とかを家でも作りますし、そういうのもいろんなところに影響があるでしょうし。それはこだわりかもしれないですね。
(実際に、向井さんがお買い物に行ったりもされるんですか?)
向井)します、します。すごく好きなので。魚屋の人に、今の旬はどれか聞いてっていうのは日常的にやってますね。
どこどこで獲れたとか、もちろんそれは日本の海で獲れたものというので選ぶようにしています。
Q) 2025年で55周年を迎えるD’URBANは、これから新たなステージを目指していきますが、向井さんがこれから新しく挑戦していきたいことはございますか?
僕の仕事は割と毎回新しい挑戦で、やったことのない職業とか、やったことのないキャラクターとか、まったく想像もつかない、それこそ時代劇なんて、そんな時代に生きていたわけではないので、本当に模索と想像力と妄想とで作り上げていくので。一つの作品が終わったら、もう次の挑戦が始まってるという感じなので。プライベートは別として、仕事では本当に毎回新しい挑戦の日々ですね。積み重ねだなといつも思っています。
(プライベートで何か新しく挑戦していきたいことはございますか?)
キャンプとかも若い頃はやっていたんですけど、いろんな家庭の環境が変わったりとかして全然行けていないので、家族でちゃんとしたキャンプやりたいなと思いますね。やっぱり自然の中で何か過ごすというのは、当然、東京で住んでいると建物ばかりなので。そういうものがないところというのは自分にとってもすごくリフレッシュできる瞬間だと思いますし、そういうのはなるべく多く共有していきたいなとは思います。
Q) D’URBANはその人の『魅力』を引き出してくれる最適な1着になるかと思いますが、向井さんがご自身の『魅力』を引き出すために意識していることはございますか?
自分では魅力というのはそんなにわからないですけど、どうしてもアウトプットが多い仕事になってきますので、インプットがなくなった時があって、あまりにも忙しすぎて。そうなった時にちょっと迷子みたいな感じになったことがあったので、インプットすることはすごく心がけてますね。今、手軽に配信の作品も家でも見られますし、映画館に行ってということも大事ですけど。あと、生の舞台を月1〜2本は見るようにしていますね。そこでこういう表現があるんだなとか、こういう距離感でやってるんだなとか。だから、1年に1本は舞台をやるようにしてるつもりではいるのですが、そういうインプットがまた自分が実際に舞台の上に立つときに活きてくると思っているので。いろんな人の良いところをちょっとずつつまみ食いすることも大事だと思うので。インプットをなるべく止めないということは、自分のお芝居する上で、表現力としてもきっとプラスになると思っているので。そういうインプットは意識してますね。