
本作は、数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田 誠が初タッグを組み、“史上最悪のパラドックス”として話題となった原作 法条 遥「リライト」(ハヤカワ文庫)を、新感覚〈タイムリープ✕青春ミステリ〉映画として誕生させた。
主人公・美雪を演じるのは、『地面師たち』(Netflix)や『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)など話題の映画やドラマで活躍する俳優・池田エライザ。高校時代とその10年後の美雪を鮮やかに演じ分ける。そして300年後からタイムリープしてきた未来人・保彦を演じるのは、本作が映画初出演で、ジュニアとしても活動している注目の阿達慶。
このたび、保彦との出会いをきっかけに小説家を目指すことになった美雪を支える編集者・佐野役として、チョコレートプラネット長田庄平の出演が決定。デビュー前から美雪の才能を見出し、売れっ子作家への成長を促す編集者役を好演。
また、オール尾道ロケで敢行された本作を象徴するようなベテラン俳優陣の出演情報も解禁!美雪を見守る母・和美役に、“新尾道三部作”の第1作『ふたり』(91)に主演した石田ひかり、美雪たちの高校時代の担任・細田先生役を“尾道三部作”の『転校生』(82)、『時をかける少女』(83)、『さびしんぼう』(85)に出演した尾美としのりが演じ、これまで数々の映画の舞台になった尾道の美しい情景にベテラン俳優陣の存在感が加わり、ストーリーに深みを与えている。
同じく編集者・多岐川役にマキタスポーツ、美雪の夫・章介役に篠原篤が出演することが明らかに!
学生時代に出会った300年後から来た未来人・保彦との約束を果たすため小説家となった美雪。時が経ち、保彦との思い出を綴った小説を手に帰省した美雪を待ち受ける運命とは。<タイムリープ×青春ミステリ>映画『リライト』は、初夏公開!
<コメント>

■石田ひかり/大槻和美役(美雪の母)
私が、今回の主人公たちと同じ年頃の夏休みに、ここ尾道で大林宣彦監督の元、「ふたり」という映画を撮っていました。あれから30数年が経ち、母親役で尾道の地に戻ってこられたことに、大変な感慨を覚えました。大林監督から大きな影響を受けたとおっしゃる松居監督の演出を受けられたことも、幸せな出会いでした。尾道はやっぱり映画が似合います。不思議な物語も、尾道の景色も、どうぞお楽しみください。

■尾美としのり/細田先生役(美雪たちの担任)
お話をいただいて…脚本を読んだら面白くて!『時をかける少女』へのオマージュを込めて?尾道でオールロケ!?
細田先生役、40年前の映画を観て勉強して現場に臨みました。
タイムリープって、大変だなぁ…。面白かった!!

■長田庄平(チョコレートプラネット)/佐野邦洋役(編集者)
尾道のロケーションで描かれるストーリーとその情景の一部として参加出来た事に感動しています。
この作品の完成を待ち望んでいたので楽しみで仕方ありません。
美雪の編集者として、その世界観に合わせた僕の本気の演技を楽しんで頂けると幸いです。

■マキタスポーツ/多岐川役(編集者)
一見すると爽やかで、ノスタルジーも感じられる松居監督の映像世界の中で、編集者の多岐川を演じましたマキタスポーツです。「リライト」には生き直しというメッセージも感じられる作品です。もし自分が…という視点で、それぞれが主人公の気持ちで楽しんでください。

■篠原篤/石田章介役(美雪の夫)
美雪の夫の章介を演じています。未来人!タイムリープ!刺激的な言葉が躍りますが、僕はあの夏を通じて人を想う気持ちや応援する喜び、かけがえのない存在が居てくれることへのありがたみを経験させて頂きました。尾道で石田ひかりさん、尾美としのりさんと作品をご一緒させて頂けたことも、一人の映画ファンとして感慨もひとしおでした。ご家族一緒に3世代で映画館に行くのもオススメです!