
昭和100年となる今年、“昭和を知って未来へ繋げる”をコンセプトにこの100年間で日本が歩んできた成功と失敗の軌跡を振り返る。土屋太鳳があの舞台となった長崎”軍艦島”(端島)へ。” 海に眠る黒いダイヤモンド”石炭産業を支えた島の歴史や生活、暮らしぶりを紹介しながら、昭和の日本を支えた熱き現場を取材する。
<コメント>
■土屋太鳳
日本のエネルギーを支え、牽引してきた端島。その場所を守るために、どれだけ多くの人が命を込め、強い覚悟で仕事に臨んでいたことか…!時を経て姿が変わっていても、全ての建物に、当時を生きた方々の情熱がしっかりと残っているんです。
働く建物には、激務に向き合う炭鉱夫さんの誇りが。住宅棟には、炭鉱夫さんを癒し守る家族のぬくもりが。本当に感動しましたし、様々な困難を乗り越えてきた技術の素晴らしさを感じました。“人のちから”って、本当に凄い!もしかしたら“人のちから”こそ、何よりも強いエネルギーかもしれない。そしてそのエネルギーは、いろいろなことが変化しつつある今こそ、「みんなが笑顔になるため」に使うべきだと思いました。
■プロデューサー 金山円(テレビ東京 報道局)
今回、太鳳さんはものすごく精力的に“軍艦島”を取材してくれました。普段立ち入ることができない島の奥にまで入ることができたのですが、300を超える世帯が暮らした巨大アパートや小中学校などを訪れ、たくさんの発見がありました。元島民の木下さんの話を食い入るように聞いている太鳳さんの姿はとても印象的でした。番組を見て興味を持っていただいたら、ぜひ現地にも足を運んでみてください。そして“熱き昭和”を感じてください。