©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』。監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK/23)など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合優実が演じている。今最も話題の俳優を迎え、観客や視聴者から絶大なる共感を呼ぶ大九監督の新境地にして最高傑作が完成した。

今作でヒロイン・桜田を演じるのは、第67回ブルーリボン賞 主演女優賞、主演女優賞、第98回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、第79回毎日映画コンクール主演俳優賞、2025年エランドール賞新人賞など、昨年の活躍から映画賞を続々受賞している河合優実
現在最も多忙な俳優のひとりとなった河合と大九監督は、話題のドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(=通称「かぞかぞ」)で、タッグを組んだばかり。「『かぞかぞ』で河合さんとみっちり付き合うことができていたのは、ラッキーでした。彼女がどういう時にいちばん輝くかということを知っていたので、私としてはとてもやりやすかったですね」と2回目のタッグだからこその演出に自信をのぞかせる。『かぞかぞ』で“ネイティブにしか聞こえない”と絶賛された河合の関西弁。今作でも引き続き関西弁を披露しており、“大九監督作品”、“関西弁”と、『かぞかぞ』ファンにはたまらないポイントとなっている。

©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

今回河合が演じるのは、お団子頭が印象的な孤独を恐れぬ凛とした桜田。今回解禁された写真でも、凛とした印象をあたえながらも、恋愛映画ヒロインならではのキュートな笑顔も。明るい印象の桜田が終盤に見せる、また違った一面も見逃せない。

©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

どこにでもいる2人が出会い、モノクロだった世界が急にカラフルに色づき始め、何でもない日常がたまらなく愛おしくなる。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲うー。すべての人が、心を震わせ、生きることの尊さを噛みしめる本作の続報に期待したい。