©2025「ChaO」製作委員会

『となりのトトロ』『魔女の宅急便』(宮崎駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するクリエイティブ集団STUDIO4°Cの最新作は【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と美しい背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く。

声を担当するのは、今をときめく若手実力派俳優の二人!主人公・ステファン役を担当するのは、鈴鹿央士。鈴鹿といえば、高校2年生だった2016年に、エキストラとして参加していた映画の現場でスカウトされると、2018年にはファッション誌「MEN’S NON-NO」のオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルに。その後は映画『蜜蜂と遠雷』(19年)でスクリーンデビューを飾ると、ドラマ『ドラゴン桜』(TBS/21年)や『silent』(CX/22年)など映画・ドラマ問わず話題作に多数出演。現在公開中の映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』ではゲスト声優を務めるなど、実力派若手俳優として引く手あまたな鈴鹿が、本作では船舶をつくる会社で働くどこにでもいるような平凡なサラリーマンの青年に扮する。
鈴鹿は今回の出演について「オファーをいただいた時、こうしてアニメ映画のお仕事をまた出来ると思っていなかったので、緊張と嬉しさと同時に身が引き締まる思いでした」と喜びをにじませたコメントを寄せ、「台本を読んでみて、設定も面白く個性的な映像で世界観に圧倒されました。未来感がある街や、登場人物の造形も観ていてワクワクするものでした。この画の感じと設定は、観てくださる方を引き込む力があると思います」と本作ならではの魅力を語っている。さらに自身が演じたステファンについては、「どこか締まらない頼りげの無い青年ですが、子供の頃の思い出から来る想いや自分の芯にあるものはとても強く持っていて、それがとても魅力的なキャラクターです」と説明し、「そんなステファンを演じる時、スタッフさんがよく褒めてくださって、僕もノリノリになりながら楽しく収録できたのがとても記憶に残っています」とアフレコ当時について振り返った。

一方、ヒロイン・チャオの声を担当するのは、山田杏奈。2011年に『ちゃおガール2011★』オーディションでグランプリを受賞し芸能界入りすると、その後は女優としてのキャリアもスタートさせ、2018年には映画『ミスミソウ』で初主演に抜擢。以降も映画『ひらいて』、『山女』やドラマに多数出演し、多彩な演技力で一躍注目を集め、映画『ゴールデンカムイ』で演じたヒロイン・アシㇼパ役はその好演と再現度の高さでも話題を集めた。そんな山田が演じたのは、どこまでも純粋で素直な人魚王国のお姫さま・チャオ。山田は「声で表現をする難しさがあるのでとても緊張していましたが、お声がけいただいてとても嬉しかったです。本作は、キャラクターがそれぞれ魅力的で、その世界観と色彩の美しさに圧倒されました」と作品への印象を語り、チャオについても「真っ直ぐで無邪気な人魚で、そしてステファンへの愛情に溢れてます。そのかわいらしさをどうしたら表現できるのか相談しながら演じさせていただきました」とアフレコ当時の様子を明かしている。さらに「声をのせたときチャオというキャラクターがどうしたらかわいく見えるか、葛藤しながら演じました。チャーミングさを出すためにチャオの動きに合わせて擬音のようなものを台詞で言ってみたりしたのですが、難しさも感じつつ楽しかったです」とアフレコでの貴重なエピソードも披露。愛おしくなるような魅力がいっぱいのキャラクターに、次世代を担う実力派俳優が瑞々しくも力強い演技で息を吹き込み、本作にさらなる彩りを与えている。

©2025「ChaO」製作委員会

今回公開されたのは、賑やかな街を練り歩くステファンとチャオの姿が写し出されたティザービジュアル。両手にアイスを抱えながら笑いあう、ふたりの楽しげなひとときが切り取られている。またビジュアルには、「この夏、これまでみたことのない新時代の人魚姫に出会える。」というコピーも。好奇心旺盛で恐れ知らずなキュートでチャーミングなヒロイン・チャオとステファンが織りなす壮大な物語に期待が高まるばかり。
併せて公開された特報映像では、平凡な日常を送っていたサラリーマン・ステファンと、彼の前に突然現れた人魚王国のお姫さま・チャオとの出会いとドタバタな日々が凝縮されている。「あなたと永遠に一緒にいることを誓います!結婚しましょう!」と健気に求婚するチャオ。ステファンはそんな彼女に戸惑いながらも、チャオと過ごすかけがえのない日々がエモーショナルに映し出され、ふたりの“世界が変わるような”運命的な出会いに胸が高鳴る特報映像が完成した。さらに映像内には、嬉しいことにはめいっぱい喜び、失敗した時には大泣きし、時にはお化けに絶叫し暴れ回る、ちょっぴりおてんばなチャオの姿も!感情豊かでとびきりチャーミングなチャオと、そんなチャオに振り回されるステファンの姿に注目だ!

特報YouTube: https://youtu.be/6YzWwjVNzOY

<コメント>
■鈴鹿央士(ステファン役)
オファーをいただいた時、こうしてアニメ映画のお仕事をまた出来ると思っていなかったので、緊張と嬉しさと同時に身が引き締まる思いでした。
台本を読んでみて、設定も面白く個性的な映像で世界観に圧倒されました。未来感がある街や、登場人物の造形も観ていてワクワクするものでした。この画の感じと設定は、観てくださる方を引き込む力があると思います。
ステファンは、どこか締まらない頼りげの無い青年ですが、子供の頃の思い出から来る想いや自分の芯にあるものはとても強く持っていて、それがとても魅力的なキャラクターです。そんなステファンを演じる時、スタッフさんがよく褒めてくださって、僕もノリノリになりながら楽しく収録できたのがとても記憶に残っています。
チャオの守りたくなるような可愛いらしさは山田さんの声が醸し出すものなのだろうなぁと思いました。強さを感じるところもあって、とても魅力的なキャラクターです。チャオに振り回されっぱなしのステファンですが、その2人がとても微笑ましいので、ぜひ公開を楽しみに待っていてください。

■山田杏奈(チャオ役)
声で表現をする難しさがあるのでとても緊張していましたが、お声がけいただいてとても嬉しかったです。本作は、キャラクターがそれぞれ魅力的で、その世界観と色彩の美しさに圧倒されました。
私の演じたチャオは真っ直ぐで無邪気な人魚で、そしてステファンへの愛情に溢れてます。そのかわいらしさをどうしたら表現できるのか相談しながら演じさせていただきました。アフレコでは、声をのせたときチャオというキャラクターがどうしたらかわいく見えるか、葛藤しながら演じました。チャーミングさを出すためにチャオの動きに合わせて擬音のようなものを台詞で言ってみたりしたのですが、難しさも感じつつ楽しかったです。
チャオの想い人のステファンは、チャオのことであったり、仕事のことであったり翻弄されながらもがむしゃらなところがとても魅力的なキャラクターです。この2人の掛け合いをぜひ楽しみにしていただきたいです!