
本作は、大人気連続ドラマ『孤独のグルメ』の企画者が、今回は子どもから大人まで、男女問わず人気の高い“カレー”をテーマに制作。見た目も性格もバラバラな訳あり3人が、キッチンカーでスパイスカレーを移動販売しながら各地を巡るグルメロードドラマ。
その場のノリだけで生きてきた主人公の“無気力ドライバー”北野祐樹役を演じるのは本田響矢。修行先から逃げて南インドへ渡ったが、金がなくなり帰国した“孤高の天才料理人”森田晃役に奥野壮、ドライバーの祐樹を放っておけない“勝気なNo.1キャバクラ嬢”杉本奈月役には吉田凜音と、これから注目の若手俳優3人が初共演となる。
本作が初単独主演となる本田は「カレーを食べたくなる、カレーを作りたくなる本当に素敵なドラマになっているので、楽しみにしていてください」と挨拶。
初共演となった2人についての印象を「奥野さんはクールなイメージがあったんですけど、実際にお会いしたらすごいハイテンションで。僕が演じる北野祐樹みたいな、すごい元気な方です。吉田さんに関してはお芝居じゃないお仕事で10代の頃からご一緒していたんですけど、変わらずという感じですね。5年ぶりとかに会ったと思うんですけど、良い意味で何も変わらない感じで。すごいフラットで壁がない方という印象で今もそのままという感じです」とそれぞれ語る。
対して奥野は本田の印象を「真面目な方」と話し、「僕ら3人の中で1番監督とコミュニケーションを取っていて、お芝居のことだったり演出のことだったり、そういったことでたくさんお話をされていて、自分の準備してきたものがしっかりある方なんだなっていうのはすごく感じました。ふんわりとしたイメージがありました」と現場での一面を明かした。
さらに吉田は「前に一緒にお仕事をしていたんですけど、その時はお芝居の仕事じゃなかったので、今回本田さんの演技を間近で見て、すごい熱心だ、って。熱心な本田さんを見られて私自身すごい嬉しかったです」とコメント。
昨日クランクアップしたばかりということで、約2ヶ月の撮影での合間の過ごし方を本田は「この現場、ずっと皆歌ってるんですよね。2人に関してはラップとかしちゃってて」と暴露。「ラップだけは頑なにやってくれなかったよね」と吉田から言われ、「ラップだけはちょっと参加できなかった。歌は一緒に歌ってました」と和気あいあいと過ごしていたようだった。
キッチンカーでの撮影を振り返り「前に3人乗るっていう経験が初めてだったのですごく新鮮で。自分が運転手だから運転して、隣に2人がいて、3人の空間でナチュラルな良い空気感でお芝居ができたのは印象的です」と語った。
会見ではスペシャルゲストが初解禁となり、八木亜希子(第3話)、温水洋一(第4話)、遊井亮子(第5話)、竹中直人(第6話)、橋本マナミ(第7話)、タマ伸也(第8話)、笛木優子(第9話)のゲスト出演が発表された。
その中で印象に残ったゲストについて、本田は竹中の名前をあげ、「すごく面白かったですね。台本にないようなセリフもたくさん足されていて、すごく印象に残っています」と振り返った。
さらに、作品にちなみ、もしカレーを作るとしたら、どんな具材でどんな夢を盛り込むか?という問いかけには、「僕だったら福井県出身なんですけど、福井はソースカツ丼が有名で、そのソースカツ丼を使ったソースカツカレーとか作りたいですね。あとは、ちょっと和風めなルーで、越前おろしそばも有名なので、大根おろしとかも作って、福井感をバンバン出したカレーを作って、もっと福井を盛り上げたいです!」と地元愛に溢れたカレーを提案した。