原作は、LINEマンガデイリーランキング初登場第1位を獲得するなど話題を呼んだMaritaによる大人気同名作。恋愛不器用アラサー女子と距離感バグ年下男子がサイレントカフェを舞台に繰り広げる“相思相愛”溺愛胸キュンラブコメディーだ。恋愛不器用アラサー女子の主人公・不思議麻衣を松村沙友理、距離感バグの年下男子・上下亮役を駒木根葵汰が演じている。

テレ東ドラマ初主演となる松村は「実はこのドラマの記者会見も人生初めて」と初々しさを見せながら「私、乃木坂46ってアイドルグループにいたんですけど、その時の初めての冠番組もこのテレビ東京さんでお世話になってたので、大好きな大好きなテレビ東京さんで初主演をやらせていただいて、とてもとても自分の中では大切な作品になった」と笑顔で挨拶。
本作を演じる上で気をつけたことについて聞かれると「原作のコミックが、コミカルに表現しているシーンが多かったので生身の人間がやっておかしくない程度にオマージュできたらいいなっていうところ、あとは漫画で読んでるとすごく細かな感情だったり表現が伝わるけど、私が演じるときにこれをうまく伝えれるかどうかってところに不安があった」と吐露しつつも「自分の気持ちだったり感情をセリフ以上に伝えられるように気をつけて演じました」と撮影を振り返った。
また、不思議麻衣を演じたことでたくさん資格を取りたくなったと影響されたことを明かし「ペン字、硬筆とかとにかく字がうまくなりたい、字をうまく書く資格が欲しい」と意欲をみせていた。

さらに、緊張したシーンについて聞かれた松村は「壁ドンのシーン」と答え、「すごい近くて、身長も高いですし、理想の壁ドンってこれなんだろうなって思いながら撮られてました。漫画とかアニメが大好きなので『漫画で見てたやつ!』ってめっちゃ思いました」と再現力の高さに驚きを見せた。対して駒木根は「いろんなところで神経を使っていた」と話し、「お姫様抱っこするシーンがあったんですけど、まあまあな回数をこなして、松村さんすごく軽いから持ちやすかったんですけど回数を重ねると、情けない腕なんでちょっとずつ苦しくなってきたんですけど落とせないじゃないですか、ほんと気合い入れて頑張った」と言い、「その日の夜、シャンプー(腕が)上がんなくて、ほんとやりきりました」と左腕を犠牲にするほど頑張ったことを明かした。一方、抱っこされる側の松村は「私は楽でよかったです」とぶっちゃけ笑わせ「全然怖さも不安感も全くなくて、すごい力強いお姫様抱っこでした」と称賛していた。

次いで田畑が松村とハグするシーンに緊張していたことを明かすと松村は「可愛い~嬉しい~」とデレデレな様子で「あんまりないじゃないですかこんな可愛い子とハグできること、多分ずっとハグしてました。すごい息も吸っちゃった」と笑顔をみせていた。
最後に松村は「この作品は本当に胸キュンで幸せいっぱいのストーリーになっていますので、皆さん楽しんでみていただけたらいいなと思います。それぞれのキャラクターが個性豊かで、とても可愛らしくて、愛すべきところがたくさんある作品なので、もう細かいところもチェックしていただけたら嬉しいです」とコメントした。