
講談社の漫画雑誌「Kiss」にて、2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の漫画作品『おとなになっても』が、実写ドラマ化し、2025年4月26日(土)からHuluにて独占配信される。
本作では、小学校の先生をしている既婚者の綾乃(山本美月)が、行きつけのダイニングバーで働く朱里(栗山千明)との出会いから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれる。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったらすべてがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだ全然おとなじゃない。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマとなっている。
この度、本作の主題歌に、ヒグチアイが歌う「恋に恋せよ」が決定。さらに、主題歌入りの予告映像も解禁となった。
ヒグチアイは、過去に映画『あのコはだぁれ?』、ドラマ「初恋ざらり」「地獄の果てまで連れていく」、アニメ「進撃の巨人 The Final Season 完結編」など多くの話題作の主題歌を手がけてきたシンガーソングライター。
今回、本作の主題歌として書き下ろされた「恋に恋せよ」。ヒグチアイの持つ伸びやかで力強い歌声と、アッパチューンで軽やかに紡がれるピアノサウンドが本作の世界観を優しく彩る。
繰り返される「君のことが好きなんです」という歌詞に、どれだけ歳を重ねても、自分の想いには誠実でいたいと感じさせられる。歌詞を通じ、「おとなになるっていうのは、経験を重ねること。危険を回避できるようになるのは傷つきたくないから。なのにそれを超えてまで、自分を変えようとする勇気が恋にあればいいな」というヒグチアイの想いが込められた。
<ヒグチアイ コメント>
いつからわたしたちはおとななんでしょう。振り返ってみれば成人したときなんて全然おとなじゃなかった。
おとなになるっていうのは、経験を重ねること。危険を回避できるようになるのは傷つきたくないから。なのにそれを超えてまで、自分を変えようとする勇気が恋にあればいいなと思って書きました。
日々に退屈している人たちにグサッと刺さる、だけど今を大切にしたくなる「おとなになっても」、とっても楽しみです。
主題歌入り予告映像は、綾乃と朱里がダイニングバーで出会うシーンからスタート。30代になっても、恋が始まった時のときめきや高揚感を感じられるシーンに期待感が高まる。その後、2人は順調に恋を育んでいくのかと思いきや、次の場面で朱里は、綾乃の夫・渉に「妻が既婚者だっていうこと知らなかったんですよね?」と問われる姿が……。綾乃が既婚者と知った朱里は、その裏切りに「ふっざけんな、バーカ!」と直接伝えることができない気持ちを、スマートフォンの向こう側にいる綾乃に向かってぶつける。
さらに、妻の気持ちが揺らいでいる事実に、渉が戸惑ったり、綾乃が義母の依子からプレッシャーをかけられたりと、胸が締め付けられる場面が続く。朱里の元カノ・由香子の抱える悩みや、同僚・森田の持つ優しさ、渉の妹・恵里の自分を変えられない苦しみ、綾乃の妹・楓の姉を想う気持ちなど、印象的なセリフからも伝わる本作の登場人物たちのキャラクター像が詰め込まれた。