昨年の11月よりLINEマンガで配信され話題となったWEBTOON「年下童貞くんに翻弄されてます」が実写ドラマ化!過去のトラウマのせいで本気で恋が出来なかった主人公が恋愛経験0の年下チェリーボーイに翻弄されていくハートフルなラブコメディ。
性に奔放で、男を翻弄し続ける最高ビジュアルの持ち主・今井花恋役を森香澄、海洋大学大学院に通い、彼女いない歴=年齢のチェリーボーイ・堂前帝都役を柏木悠、花恋の長年のセフレで、恋愛に本気にはならず、心と体を満たせるちょうどいい関係を続けている白幡優斗役を鈴木康介が演じる。
初回放送を目前とした19日(土)、都内にて1話先行上映&トークイベントが開催され、W主演を務める森香澄と柏木悠(超特急)、鈴木康介が登壇した。

本作への出演が決まった時の感想を「最初にタイトルを聞いた時はびっくりのタイトルだったんですけれど、原作を読ませていただいて、かなりピュアでハートフルなラブコメディで、花恋という役柄がすごく魅力的な役だったので、すごく演じるのが楽しみだなと思っていました」と語る。
自身が演じる今井花恋の印象を「花恋はだいぶ奔放で、恋愛に対しても軽い関係だったり、そういうのをしてしまっている面があるんですけど、それは過去にトラウマや抱えているものがあって、それを隠すための鎧みたいな部分なので、それは森香澄とも重なる部分があるなと思っています。バラエティのキャラクターで言われることもあるので(笑)、重なりました」と共感できる部分があったとのこと。

また、演じていて大変だったところについては「花恋は今回色んな表情をするんですよ。男の人を翻弄してやるっていうあざとい表情もあるし、帝都に向けたピュアな表情、優斗に向けた大人な表情もあるし。視聴者に向けてカメラに語りかけるシーンとかもあるので、目線がめちゃくちゃ多くて」とそれぞれに対して表情の変化があるようで「あれを続けて撮るんですよ。帝都と向き合って、カメラに行って、もう一回帝都に行って、私が妄想シーン入って、みたいな。それを全部一連で撮ったりするので、切り替えが大変でした」と語る。

柏木についての第一印象を聞かれると、「帝都は第一印象は静かな子だったんです。居酒屋のシーンだったんですけど、端っこの席でずっと1人で下向いてて。セリフとか頭に入れてるのかな?とか思ってめっちゃ静かにしていらしたので、集中しているのかなと私もあんまり話しかけない方が良いかなと思って、挨拶ぐらいで、撮影が進んでいったんですよ。そうしたら、もう記事とかでご存知の通り、カレーこぼし事件があって。帝都が白いパーカーだったんですけど、カレーを食べるシーンでカレーに(パーカーの)紐を付けちゃって、それが振り子のように(パーカーに付く)」という撮影現場でのハプニングを暴露し、「『なに?どうした?』って聞いたら『……やりました』って言って、パーカーを脱いでいて(肌着になって)」と、静かなイメージが覆されたそう。

鈴木については「優斗とのシーンがクランクインだったので、すごく大人っぽいというイメージです。しかも同じシーンでお酒を飲んだりとか、大人っぽい仕草をするシーンが多いので、ワイングラスを回したり注いだり、すごい手慣れた感じでやっていらっしゃったから、大人っぽい方だなと思ったらちっちゃい声で『めっちゃ緊張してます』『大丈夫ですかね。上手くできてますかね』ってすごく緊張しいなんだと後々分かったんですけど、最初の印象としては大人っぽいなという印象でした」と鈴木の可愛らしい姿を明かした。

また、作品タイトルにちなみ、撮影中に共演者に翻弄されたエピソードを披露するコーナーが。
森がフリップに書いたのは「変顔に翻弄されてます」。
これは柏木のことだと話す森は「最初はお芝居されているイメージだったので、こんなに変顔する人だと思っていなくて、その耐性がついていなくて。撮影って1個のシーンを撮るのに、まず全体を取って、(カメラの位置を変えて)同じセリフを何回も撮るんですよ。で、私向けの時は帝都は後ろ姿だったりするんですけど、お付き合いでお芝居をしていただくことが多くて、その時に『俺映ってないっすか?』ってめっちゃ変顔しているんです!私はそれを気にせずに、笑わないように演技をしなきゃいけないので、もう本当に大変です」と、苦労していた様子。
すると柏木が「スタッフさんに同じ熊本出身の方がいて盛り上がっていて、その方と一緒にいるとふざけちゃうというか、リラックスしちゃうので素の自分が出ちゃうんですよ。そのままのノリで、カメラが向いてないから良いか、って思っちゃって、たまにやっちゃう時がね。でもすごいです、笑わないので。プロだなと」と弁解すると、森は「これは笑ったら負けだなと」と堪えていたようだった。

トークイベントの後半では“必殺!あざと対決!”と題し、お題に沿った渾身のあざと台詞を披露し、観客の拍手の大きさで勝敗を決めるコーナーが行われた。
鈴木、柏木の順番で披露し、最後を任された森のシチュエーションは、学校の放課後、ライバルが自分の好きな人と一緒に帰ってしまう。引き留める時の“あざと台詞”。
「次楽しみだな~!あざと女王来るぞ~!」と煽る柏木の姿もありながら、「その子と帰るの?あのさ、私、今日傘忘れちゃって。もし良かったら入れてくれないかな?」とあざとい一言。しかし「もう一息!」という声が上がり、「一緒に帰りたくて。好きだからー!」と叫び、拍手が巻き起こった。
対決の結果は、罰ゲームは柏木に決まった。

イベントの最後に、「この雰囲気を見ていただいても分かる通り、スタッフ含めてかなり和気あいあいとした中で撮影が進んでおりまして、皆で世の中の皆さんをキュンキュンさせたいという想いで、1つ1つ丁寧にシーンを繋げております。4月5月はすごくお疲れの時期だと思いますので、少しでも癒しになれば良いなと思っております」とメッセージを送った。