この日の舞台挨拶では、劇中で萩原利久演じる主人公・小西が「傘」、河合演じるヒロインの桜田が「お団子」で自分を武装していることにかけて『自身のチャームポイント』を発表することに。
河合は「なんだろう…」と悩みながら「内面でもいいですか?しっかりしてそうってすごい言われるんですけど、なんか忘れちゃいます」と忘れっぽい性格ということを明かし、それは幼少期からだそうで「いろんなこと忘れがち、物も忘れちゃうし、自分が何喋ったとかも忘れちゃうし、なんか治らないので、そういうのがもうチャームポイントと思って生きてます」と笑顔をみせた。
さらに、理想の休日デートについて聞かれた河合は「打ち上げ花火」と答え、こどもの時以来しっかりと見ていないと話し「特等席で見たいですね。(花火は)イルミネーションとかのキラキラより好きかもしれないです」と願望を明かしていた。

原作は、熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした同名作。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことの多い大九明子が監督を務め、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、⼩⻄が恋に落ちるヒロイン・桜⽥花を河合優実が演じている。
舞台挨拶には河合のほか、萩原利久、伊東蒼、黒崎煌代、監督の大九明子が出席した。