本作は、原作が国内最大級の電子書籍配信サイト「コミックシーモア」発、累計450万DLを突破している大人気コミック。寒がりで塩対応=“低体温”な年下イケメンと、恋に奥手な世話焼き女子が繰り広げる、じれキュン溺愛ラブストーリー。

初回放送直前に行われた制作発表記者会見に登壇したのは、本作で主演・相馬亮介を演じる曽野舜太、ヒロイン・緒方琴里を演じる箭内夢菜、相馬の恋のライバル・高峰智哉を演じる草川直弥

本作がドラマ初主演となる曽野は、出演が決まった時の心境を「純粋にすごく嬉しくて飛び上がって!」と笑顔で答え、「原作を読み進めて、どんどんキュンキュンしてたんですけど、ふと読み終わった後に相馬くんを演じるんだと改めて感じた時に、『俺、こんなキュンキュンさせられるのかな』って一瞬焦ったんですけど、覚悟を持って全力で演じられるよう、準備して頑張りました」と振り返る。役を演じる上でのこだわりを「寒暖差」と話し、「相馬くんはクールで塩対応で、周りの皆には本当に冷たいんですけど、琴里さんだけにはすごくあったかくて、大好きだよって真っ直ぐ愛を伝える男の子で。そのギャップを意識し転じるようにしていました」と語る。

撮影中のエピソードを聞かれると「箭内さんが僕にとってのサンタさんでしたね!」と一言。「まず、現場でお菓子のプレゼントをいただいて、その後にちょうど撮影期間中に僕が大学を卒業したんですよ。その時に大学卒業祝いとしてプレゼントをいただいて。あとは最近誕生日で、そこでまたプレゼントをいただいて。1回の撮影で3回もいただいて、僕にとってサンタさんでした!」と嬉しそうに話すと、箭内が「サンタさんって言ってますけど、曽野くんも現場中にお菓子を買ってきてくれたんですよ。だからそれのお返しのつもりでした」と明かし、平和な現場だったことがわかった。

曽野と箭内は本作が初共演となる。お互いの第一印象について、曽野は「“ゆめっぺ”って感じでした。大好きなバラエティー番組に出演なさっていて親しみやすい方で、実際に会っても親しみやすくて、ゆめっぺだ〜!って勝手に思っていました」と素直に答える。共演してからの印象は「今は、ゆめっぺさん。“さん”が付きました!一緒にお芝居をしていく中で、お芝居への向き合い方も周りのスタッフさんとかに向ける優しさもリスペクトですし、皆から愛されるんですよ。なので、“ゆめっぺ”から“ゆめっぺさん”になりました」と変化を語る。
対する箭内は「現場に入った日が初めましてで、私が人見知りだから仲良くならなきゃなの一心で、どんな子なんだろうと私が勝手にドキドキしていたんですけど、本当に良い子なんだろうと思いました」とコメント。曽野の今の印象を「やんちゃ味があるのかなと。明るくてポジティブで、現場で大変な時があったとしても『いけるっしょ!』ってポジティブに前向きにしてくれるのでありがたいです」と語り、その言葉に喜ぶ曽野だった。

曽野と草川は同じ事務所に所属しており、グループ活動を通して交流も多い関係性だが、今回の共演について曽野は「まずはありがとうございます、という気持ちでいっぱい」と話し、「直弥くんの人柄も知っていますし、お芝居に集中できる環境になること間違いないなと思って、本当に嬉しかったです。頼りになるお兄ちゃんです」と微笑むと、草川も「弟気質じゃないですけど、可愛くて。『直くん、直くん』って毎回に行くと嬉しくて。だけど役ではライバルなのがより良かったです」と語る。すると曽野は「怖かったです。いつも優しいのに、始まったら一気に冷たい、人が変わったようになりました……」と普段と役とのギャップを感じていたようだった。

そして、会見で行われたフリップトークの中で、「自分だけの“特別なもの”」を聞かれると「M!LK」と書いた曽野。「俳優の活動以外にもM!LKというグループで活動しているんですけど、僕にとってM!LKは特別なもので、俳優をしている時にも、たまにリハーサルとかでM!LKの現場に行くんですけど、やっぱりM!LKって良いな、みたいな。僕はグループの中では最年少なんですけど、皆が甘やかしてくれるんですよ!本当に可愛がってくれて、愛されているなって感じることができるので、僕にとってかけがえのない特別なものです」とグループへの想いを熱く語った。

明日の初回放送へ向け「待ちに待った放送で、皆様に見ていただいて、本当にたくさんキュンキュンする場所があるので、今日の夜はキュンキュンするぞ!と思ってテレビの前で見ていただけたら嬉しいです」と言葉を送った。